私の勤めている会社では、
「経費削減」=「収入が少ないから支出を減らしましょう」
という考え方が多数でした。
なので節電とか出来るだけカラーコピーを使用しない等が取り組みとしてありました。
ただ、それにもいずれ限界がくる。
減らせるものには限界があるし、減らしてはいけないものにまで手をつけるわけにはいかない。
つまり、支出を抑えるだけで状況を好転させることは難しく、収入をプラスにするための活動を起こす必要があると私は思います。
「何の話ですか?」ってことですが、
要するに、
「2点目を取りたい」
先日の仙台戦を観戦して改めてそう感じたということです。
これまでの勝ち試合は全て1-0です。
守備では0で抑える。耐える。
攻撃では90分でなんとか1点取る。
これで2点目を取らなくても勝てていました。
収入(得点)が少なくても支出(失点)なければ利益(勝ち点)になる。
そういう状態だったので、会社とサッカーは似ているなと思ったわけです。
ただ、それではいずれ限界がくる。
そう。失点です。
清水戦の勝ちはまたちょっと違うかもしれませんが、それ以外の試合では複数得点のチャンスはありました。
でも取れなかった。
けど勝てていた。
なので、2点目を取れないことが大きな問題になることはありませんでした。
ただ、今回のように先制されると話は変わってきます。
勝つためには相手よりも1点でも多く得点する必要があります。
90分で1点取るのがやっとな現状の中で、60分で2点や30分で3点取らなければならないことになってしまいます。
このままではいけない。
無失点を続けることが出来ればいいのですが、ずっと続くことはありえない。
先に失点してしまうことは今後も出てくると思います。
そうなるとやはり複数得点が必要ということです。
得点へのアクションが必要です。
(熊本戦のように2点先行したのに勝てないこともありますが…)
どんなに苦しい試合でもチャンスが全く来ないということはほぼ無いです。
1~2回はあります。
それを確実に決めたい、って話です。
仙台戦だと個人的には3場面あったと思います。
①65分の場面
小森選手から呉屋選手へのパスから生まれたシュートチャンス。
※呉屋選手がコントロールしきれず相手DFに追い付かれシュート出来なかった場面
確かに相手のDFも速かったですが、これは少なくともシュートに持っていってほしいです。
②73分の場面
西久保選手が右サイドからクロスし相手に当たったこぼれを米倉選手がシュート。
これは米倉選手のシュートを枠内にっていうよりは、呉屋選手がそれに反応して足出してくれよ、って場面です。
(文面では状況の説明がうまく出来そうにないので、ハイライトとかを見てもらえると状況が分かると思います。)
相手GKは米倉選手の方に寄っていたのでゴールはがら空き。
米倉選手はたぶんシュートなので、見た目以上にボールスピードがあったんだと思いますが、あそこから枠内に飛ばすには角度的に難しいはずですので、あのようなボールになることを予想した準備を呉屋選手にはしてほしかったな、というのが観てての感想です。
決定的ではないにしろ、同じような場面を決めきる選手もいるわけですので。
呉屋選手。
ゴール出来ていないことに加え、出場時間がだんだん少なくなっていき、気持ちの面で余裕がなくなっているのかもしれませんが、呉屋選手のゴールはチームが上昇するうえでは絶対に必要。
チーム得点王の小森選手ばかりに頼るわけにはいきませんし、武器がそれだけではいずれ対策され抑えられてしまいます。
PKでもなんでもいいから、早く2点目が欲しいです。
③セットプレー全般
特にコーナーキックです。
最近、ショートコーナーとニアへの低いボールを多用してますがあれは上手くいってんですかね。
相手に待ち構えられているゴール前に直接入れず、変化をつけてズレたところを狙っているのだと思うのですが、あんまり上手くいっているところを見ないので。
日高選手なんかは鋭い良いボールを蹴れるので、もう少し普通のコーナーキックも使って、使い分けた方がいいような気がするのですがどうなんでしょう。
話は長くなりましたが、
「早く2点目を取れるチームになってほしい」
そんな話でした。