食養生156 明けましておめでとうございます。 | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

新年明けましておめでとうございます🎍

 

 

全国的にも晴天に恵まれ、皆様には清々しく良い新年を迎えられていることと存じます。

 

ここ数年は行動制限もあり、何かと気を遣うお正月が続いていましたが、今年はようやく従来並みの新年を迎えられましたね。

 

今年の干支は辰年

 

辰年は運気が上昇して夢が叶いやすい年なのだとか。

 

ぜひ年明けから運がついて縁起の良いものを食べて弾みをつけ、登り龍のような一年にしたいですね。

 

縁起の良い正月料理といえばおせち料理

 

でも近年はおせち離れも進んでいるようで、少し寂しい感がありますが、

 

そんな中でも、用意するおせち料理の種類のベスト10は、

 

1位 かまぼこ

2位 黒豆

3位 お雑煮

 

以下4位「数の子」、5位「伊達巻」、6位「栗きんとん」、7位「煮しめ」、8位「昆布巻」、9位「なます」、10位「えび」という結果なのだそうです。(インターネットアンケート)

 

 

 

おせち料理は一つ一つ意味が込められていますが、紅白のかまぼこは「紅は魔除け、白は清浄」を意味し、彩りが良いですよね。

 

昔は生魚は保存が効かないため、かまぼこは重宝されたのだとか。

 

しかし今でも正月料理といえば、紅白のかまぼこが一番の定番なのですね。


 

 

 

 

それにしても、お雑煮を抑えて、黒豆が2位という結果を意外に思うのは、私だけでしょうか💦

 

黒豆は上手に煮るのは、手間もかかりますし大変なんですよね。

 

 

 

とはいえ、黒豆は私の会社でも製品原料でたくさん使用している馴染みのあるものなので、意外な人気になんだか嬉しくもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ということで、今年の年初めは黒豆の話ですが、

 

そもそも豆(まめ)には、「健康、丈夫、元気」、また「まじめ」という意味があり、まめに勤勉に働き、元気で健康に暮らせますように・・という願いが込められています。

 

黒豆は薬膳では「長寿の食べ物」として親しまれ、黒色の食材は体の要である「腎」を丈夫にする働きがあるといわれていて、黒豆はその代表格です。

 

 

 

 



ジュゲンの黒豆畑は北海道の美瑛にあります。


古来から黒豆は体に良いことが知られていたので、黒豆産地の丹波地方などでは、民間療法として咳が出たりのどに痛みを感じる時などは黒豆の煮汁を飲むと良いといわれてきました。



また、漢方の世界でも「黒豆衣(こくずい)」と呼ばれる生薬として、様々な症状に利用されてきたようです。

 

 

 

江戸時代には昔から黒豆の効果や薬効が医学書の本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)に記載され、江戸時代幕末には、お正月のおせち料理として醤油や砂糖で煮た黒豆が広く食べられるようになり、今に続いています。

 

 

よく知られている黒豆は5種類で、丹波黒(たんばぐろ)、祝黒(いわいくろ)、光黒(ひかりぐろ)、雁喰(がんくい)(黒平豆)、玉大黒(たまだいこく)。

 

兵庫県の丹波地方の「丹波黒」はとても大粒で、独特の甘みと美味しい味わいから最高級品として有名ですよね。

 

北海道産の「祝黒」も程よい甘みと煮ても破れにくい特徴があり、名前もめでたいので、正月の煮豆や豆菓子でよく活用せれ馴染み深いです。

 

 

 

 

栄養成分としても、黒豆には健康や美容に貢献してくれる嬉しい成分が、ギッシリ詰まっています。

 

代表的なものは、アントシアニンやイソフラボン、大豆たんぱく質、ミネラル類、食物繊維、オリゴ糖、ビタミンB群、ビタミンEなど。

 

健康美容にも下記の広範囲な効果が期待できます。

 

●動脈硬化を予防(アントシアニン・ビタミンE・大豆たんぱく質・サポニン)

●記憶力や集中力を高めるなどの健脳効果(レシチン・コリン)

●抗メタボ効果(アントシアニン)

●抗老化作用(アントシアニン・ビタミンE)

●コレステロールを下げる(大豆たんぱく質)

●デトックス効果(食物繊維)
●糖尿病を予防(アントシアニン)
●高血圧の予防(サポニン・カリウム・大豆たんぱく質)
●美肌効果(アントシアニン・ビタミンE・イソフラボン)
●更年期障害の予防(イソフラボン)

●冷え性の予防(ビタミンE)
●骨粗しょう症の予防(イソフラボン・カルシウム)

●整腸作用(オリゴ糖)
●便秘の予防(食物繊維)

 

 

 

黒豆といえば、ポリフェノールの一種で黒い色素になっているアントシアニンが、健康美容に大いに活躍してくれる代表的な成分です。

 

このアントシアニンの強い抗酸化力と老化の元凶である活性酸素を除去する働きが、古くから人々の健康長寿を支えてきてくれたに違いありませんね。

 

 

 

1粒に魅力的な栄養素がギュッと詰まっている黒豆


皆さんもぜひ召し上がって元気に丈夫に

一年の良いスタートを切ってくださいね。

 

皆様の今年一年のご多幸を心より祈念しております門松

 

今年も一年宜しくお願いいたします!

 

 

 

 

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