生命は行き先を持つ
久しぶりのブログ投稿になります。
思いつくままに書きます。
最近、よく感じること。
それが、生命は行き先を持っている、ということ。
それは、表面的な思考ではなく、
取ってつけたようなものでもなく、
生命そのものが向かおうとしている行き先。
それをコーチング的にはゴールという表現をしている訳ですが、
やはり表面的ではない訳です。
じゃあ一体それは何なのか？
生命の行き先って何なのか、と言うと、
それは、Desire という言葉にヒントがあると考えています。
Desire の語源を調べてみました。
ちなみにそもそもの意味は、望み、願望、という意味です。
De は ～から
sire は 星という意味があるそうです。
sire の語源は、sidus
合わせると、
【星から】
という意味になります。
つまりDesire
望みの本質は、
星から
である、ということ。
わたし達一人ひとりは惑星であり、
その無数の惑星が大宇宙を存在させている、という感覚。
そしてその一つひとつの星が全てとつながって、影響しあって、
創造を続けているこの世界。
個という概念は、個以外があってはじめて成り立ちます。
個があって、全体がある。
全体があって、個がある。
一つひとつの個としての星が、
全体という大宇宙と繋がり、相互に影響をしあいながら
様相を成しているこの世界。
そして、この大きな宇宙の本質は生命であり、
その大宇宙という全体の望みがあり、
その望みが個という星に伝わり、
様相を成していく、
と考えています。
ここまでをざっと纏める、
・宇宙という大きな生命があって、
・それを構成するのが一人ひとりの星で、
・全体と個が影響しあいながら様相を成している
つまり何が言いたいかと言うと、
わたし達の個人としての望みは、星から来るものであり、
その行き先（ゴール）は、
全体としての大きな宇宙との関わりの中で生まれてくる、
ということです。
そして、その生命の行き先は、
分離された個のものではなく、
全体との関わりの中で生まれる
生命の欲求（Desire）望みである、
ということです。
取ってつけた望みや願いではない、
というのは、
大きな宇宙の望みが、
個に宿り、その望みが、
個を通して表現されていく、
というイメージです。
わたし達は、個を持ちます。
それは疑いようのない事実ですが、
その個は、個以外があってはじめて存在している。
すなわち、個という存在は、
個以外によって成り立つということは、
個の規定は、
個以外と言い換えることができます。
わたし達、一人ひとりは、宇宙から完全に独立した個として存在はしえることはなく、
常に、個以外があり続けることによって存在しえるということを理解しておく必要があります。
なので、望みについても、
個の独立した望みというものではなく、
個以外の望みと、
個の望みは常に連続的につながり続けている、
ということを知っておくということです。
個が何かを望む時、その望みの背景には、
個以外の全てとの関係性がある、ということです。
個以外をしっかりと認識することで、
個もはっきりとした輪郭を持ち、
全体の中で、活きる、光ることが出来る、
ということです。
話は大きく拡がりましたが、
生命は行き先を持つ
というのは、
個としての行き先（ゴール）
であり、
それは、個以外と裏側で密接につながり、
関係しあっているということです。
わたし達の目の前にある現実は、
たかが現実ですが、
その背景に広大な宇宙が常に
様相変えながら、存在しているという事実を
改めて認識してみましょう。
生命の行き先は、個以外の望みと共に。
プロフェッショナルコーチ
仁（Jin）
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