君が困難な状況やいじめから脱出する方法を、あまり難しく考えてはいけない。
考えれば考えるほど、自分の弱さを突き付けられ自己嫌悪に陥るだけだ。
さりとて、“誰かが助けてくれるであろう”とか、“時間が経てば収まるだろう”などの他力本願的思考でもダメだ
それでは一体、どうすれば良いのか?
その答えは実にシンプルだ
「脱出に成功した人のマネをすること」だ!
私も含めて辛い状況やいじめから脱出した人は結構いるものだ。
その人がどうやって脱出したかを調べてマネをすれば良い。
「すでに成功している人のマネをして自分も成功する!」
この成功方法を「モデリング」と言う。
この方法を使う癖(くせ)を身につければ、いじめから脱出どころか、君が大人になった時は私のように成功者にもなれる!
例えば、君が将来、私のように会社を作ってビジネスで成功したいと思うのであれば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが起業して成功した法則について学べばよし。(私も彼の著書『未来を語る』を何度も熟読したぞ)
大金持ちに成りたいのであれば、大投資家のウォーレン・バフェットから将来性のある会社の見つけ方や投資のイロハを学べばよし。
大地主に成りたいのなら、現在アメリカ大統領選挙で話題になっているドナルド・トランプから不動産事業についての成功の秘訣を学べばよし。
はたまたは、私の友人である大根田勝美さんのように、いま流行りのM&A(企業の合併買収)で成功して大金持ちになりたいのであれば、会社と会社をコラボレーションさせる方法を彼の講演会などに出向いて教わればよし。
君が憧れているミュージシャンだって、最初は誰かのコピー(マネ)をすることから始めたのだ!
成功者や自分が憧れる人のマネをすることは決して恥ではない!!
どんどんマネをして、その中から成功するノウハウを得る。
これこそが「モデリング」の神髄だ
ただし、いじめから脱出出来た人の中には、友達や先生のような第三者に助けられた人もいるが、君の友達や先生も同じように助けてくれるとは限らないので、そこは十分に注意が必要だが、勇気を振り絞っていじめられていることを告白(カミングアウト)して救いを求めなければ何も始まらない。
一人で悩んでいるのではなく、”誰か助けて!”と手を差し伸べれば、必ず誰かが君のその手を掴んでくれる。
私の現在のモデリングは、戦中ひどい飢えといじめに遭いながも決していじけることなく、自分の可能性を信じ中卒の組み立て工員から渡米して大成功を収めた大根田勝美氏である。
極貧生活からスタートして立身出世を遂げた彼の物事の考え方や取り組み方は、誰もが参考となるはずである