いつも訪問、ありがとうございます。

今回の内容は、あまりにも一般常識的観念が強い人だと、全く意味がわからない内容になります。一から説明すると非常に長い内容になるので、今回はそこを割愛させていただきますので、興味のある方は過去の記事をご覧ください。

 

前提は、

 

動物性食品は”嗜好品”。”植物性”自然食品だけで栄養は摂れる。

 

一日二食以下が基本。追加で間食・つまみ食いは問題外。

 

これくらいはおさえてほしいところ。昔の日本人の優れた食生活に倣うのが基本です。

 

 

では、本題。

 

タイトルの答えは、”食事の質”です。

 

節約のために食費を削るということは、食事回数や食事量を減らすことにつながるでしょう。しかし心がついていけないほど削ると、後で反動で大量に食べてしまったり、体に悪い嗜好品をいくつも衝動買いする恐れがあります。今の世の中は恐ろしいことに”借金が簡単にできる”ので、お金がなくても好きなものをいくらでも食べることができてしまいます。
 
すぐにでも取り掛かるべきことは、食事の時間にしっかりお腹いっぱい食べることをするのが最優先でしょう。それなら間食は自然に減りますから。
 
一度に食べる量が増えてでも、食事回数を減らすことを優先。
これが食事の質を高める初歩段階。実は少食で一日5回も6回も食べているのが最も悪く、たとえそれで食費が削れても”寿命は明らかに短くなります”
 
過去に何度もお勧めしてきたもの。
 
玄米
味噌(天然醸造・無添加)
梅干しまたは、自家製漬けもの
 
最終的におかずなしで過ごすなら、これだけ。
味噌は”味噌汁”にすることが多いですが、必ずしもではありません。ご飯に味噌をのせて食べるのもありですから。
 
毎日これだけではきついと思うので、私はここまで絞ってはいません。例としてですが、
 
玄米ご飯
玉ねぎ・椎茸味噌汁(自家製味噌を使用)
自家製梅干しは2日に1個
旬の野菜1品の漬け物
自家製納豆や自家製なめ茸
 

これに時々、全粒粉パン(食後のおやつ)・全粒粉パスタ(玄米ご飯と入れ替え)

といったところです。
 
一番コストがかかりそうな全粒粉パンも、手作りです。バターを使用しないため、かなり低コストで作れます。全粒粉150g使用したパンでも、原材料費は120円程度。これで二食分なので、一食で60円程度ですね。
 
※全粒粉シナモンロール。一個15円前後。
 
全粒穀物である、玄米・国産全粒粉のパン・直輸入全粒粉パスタ。これらは食後の空腹感を大きく軽減するので、食事回数が自然に一日一食になっていきます。このため無理なく”1日の食事量を減らす”ことができるのです。
 
天然醸造で手作りの味噌も空腹感を大きく軽減。対照的なのはスーパーで売られる格安の味噌。スーパーで買った味噌が<たとえ無添加でも>、半年以上かけて熟成した無添加の味噌とは比較になりません。
 
梅干しは無添加で塩分18%以上が基本。一般スーパーでは滅多に販売されていません。
 
無添加で本物の漬け物は、滅多にスーパーには陳列されません。基本は”自家製”しか頼りにならず。
 
このように、お勧め食品でも、質が重要で、ただ安くて簡単に手に入ればいい、というものではありません。
 
安物で栄養がない添加物まみれの偽物では、いくら食べてもすぐお腹が空くので、結果として余計な量の摂取と追加のおかずが増え、食費は全然下がらないのです。
 
”安物買いの銭失い”とはよくいったものです。もしも質の良いものを低価格で抑えるなら、徹底的に”手作り”に移行するべきなんです。
 
 
 
天然醸造の味噌は、同等の質で見るなら手作りは市販品の2分の1以下のコストで作れます。
 
手軽で体に優しい味噌として、よくこれをお勧めしますが、
手作りの味噌と同程度の品質なら、以下になります。
 
納豆も手作りならコストは3分の1以下。プラスチックゴミの排出量も大幅削減。

 

 

天然納豆は天然藁が一番いいですが、藁の保存場所の確保が必要で、狭い物件に住む私は、最近は以下の納豆菌を使用しています。

 

国産大豆は一定量をまとめて購入して使うと、かなりコストを下げられます。手作り納豆を毎日食べるなら以下がお勧め。

味噌の材料にも使えば、1年もかからずにすぐ無くなる量です。

 

 

 
梅干しは、一年に一度の機会を見過ごさなければ、これも低コストで非常に高品質なものを手作りでは作れますが、天候に左右される(今年は酷い不作)ので、年によっては市販品でもいいかも
 
 
まとめます。
 
食費節約の本当の要は”質”なのです。一見安く見えなくても、食べる量が健康的に減っていくので、月単位で見れば大幅な節約になります。
 
手作りなんてしたことがない、という方は、今回ご紹介したお勧め市販品でもいいですが、できる限り自家製に移行することで、質をさらに高めながら節約も大幅にできるようになるでしょう。初期費用の圧力鍋とかヨーグルトメーカーはどうしても避けられませんが、毎回作るなら半年で元取れますよ。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
※納豆のタレ・カラシの代わりである、自家製コチュジャン。もちろん原材料の味噌は自家製です。