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本日、梅仕事しました。

今年の梅はかなり不作(昨年もそうでしたが今年はもっとひどい)なので、5月下旬にはすでにスーパーに並んでいたり、6月6日現在は、もうピークに近い並び方をしてます。

 

道端に梅が落ちている時期を把握していれば、ほぼ市場の状態と一致します。

 

ピークとはいっても、去年よりかなり品薄。あっても傷だらけの訳ありものが多いようです。

 

5月31日時点で、すでにイオンではたくさん売り出しています。

 

私が今回購入した梅1kg (およそ3L前後)は、ほとんど傷がありましたが、十分に梅干しにできる状態だったので、そのまま実行することにしました。1kg980円。私の住む街では今年の梅としては、これが安い時期だと思います。

 

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梅仕事2年目の昨年(2023年)に知ったことなのですが、梅の購入できる時期は非常に短く、昨日までたくさんあった梅が、翌日スーパーの陳列から一気になくなるということはよくあります。お店側も”傷んだ梅”は売らないので、野菜・果物特有の、いわゆる”見えない賞味期限”みたいなものがあるのでしょう。

今年はおそらく、6月半ばから梅の陳列が急速に減っていき、購入不可になる時期は昨年よりさらに早い、とみています。

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半熟と青い梅が混ざっていたので、まる一日間は熟した梅は冷蔵庫青い梅だけザル新聞紙を敷いて追熟しました。

 

本日仕事から帰宅後、早速洗いました。

 

1kgなので、とっても作業が簡単。

一個ずつ水を拭き取り、ヘタ取り。

 

昨年つけた時に余った梅酢に浸しては塩揉みして、1個ずつ瓶へ。

 

 

およそ40分で詰め作業終わり、最期に梅酢を注いで完了

 

 

1kgのおもり2段重ね2kg(滑り落ちないよう、おもりどうしをガムテープで固定)。

まだ熟していない梅も混在(硬め)なので、標準的な重しは梅の1.5倍と言われていますが、今回は2倍の重量にしています。

 

2時間半たった時点で、すでに梅酢が10mmも上がってきました!

 

作業時間はトータルで1時間。

すでに梅仕事も3年生なので、手際が良くなりました☀️

ただし、これが3kgくらいになると2時間超えにはなりますね。一番大変な作業が、梅酢に漬けながら塩揉みする地道な作業。これをしっかりさえやれば、どんな初心者でも上手くできます。

 

絶対に失敗しないために外さないことは、

1、梅酢を使う。

2、重しを梅の重量以上する。※基準は梅の1.5倍、青い梅が混在の時は2倍。

3、塩分濃度は18%(梅が1kgなら天然塩190g )以上。

※作業中に塩はこぼれたりロスがあるので少し多めに。

 

基礎的なことですが、瓶やお皿などはしっかり洗浄し、最期にホワイトリカーなどを使用して綺麗にしておくことですね。

 

なお、梅酢を使うやり方は、梅ボーイズの動画で紹介されていた方法です。あまり知られていないのですが、成功率が格段に上がり、カビが発生することはほぼなくなります。何しろ梅酢が上がるまで3日あれば十分ですから。

 

私自身が昨年に動画撮影したものも公開中なので、ぜひ観にきてください。

 

およそ1ヶ月以上塩漬けした後”土用干し”といって、梅雨明けの一番暑い晴れた日にまる三日間、日光に当てて干します。それで完成。もしも雨が降りやすくてなかなか干す時間が取れない時は、秋でも冬でもいつでも塩漬け1ヶ月後以降ならOKです。ただ、真夏の日差しが最も強い季節が一番栄養価が高くなりますね。

 

それから、まる三日間がなかなか晴れない時は、二日間を2回やる、という方法でもいいです。

 

 

梅仕事で使う瓶や重りなどは、今の時期ならスーパーに行けば、ほぼ一式揃います。

※重しは販売していない時あり。その場合は1ℓ以上の水入りペットボトル・塩を入れた袋等で代用も可能

ご注意頂きたいのは、”塩”です梅干しは漬ける塩で味や品質が大きく左右してしまいます。

私はこれの業務用(20kg)を使ってます。一般向けならこれかな。

 

 

ご自身で漬けた梅干しは何よりの宝です。完成した梅干しをぜひ体験してみてくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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6月7日、AM6時追記。

 

すでに梅酢が梅の上部まで到達。間も無く完全に浸かります。

やはり梅酢を呼び水にして一緒にすり込んでおくことと、重しの重量はかなり効果がありますね。

 

この後、梅の上部より1cm上くらいまで浸かったら重しを1kg以下に減らし(梅が空気に触れない程度)、土用干しまでしばらく保管です。