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2024年5月31日。
今の時点で、食費を節約するため、”真面目に”自炊をはじめた、あるいは考え出した方は少なくないと思います。
過去にも紹介しましたが、一人暮らしの食費は、”年収100万円以下”でも平均3万円超え。収入が増えるとさらに増える傾向がありますね。
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なお、
一人暮らしで自炊をすると食材が余ったり時間のロスが多いから、外食や中食・宅食の方がコストが安い、という意見も”今だに”あります。こういう方は、無駄に贅沢な食材を買いすぎて、計画的に使うことができず、作り置きが下手で、調理自体がど素人だと考えられます。何年も自炊中心にしている方は月1万円以下で済ますことさえできていますからね。私自身も、自炊を始めて2年で月1万円前後の食生活を達成しています。
今だに自炊を否定して、”自炊する時間があったら、その分働いて稼いだ方が良い”なんて言っているのは、”周回遅れ”の人たちなんですね。自炊の節約効果を全くわからないのですから。
ところで。
タイトルにある、本題です。
私は、節約効果よりももっと深い意味で”自炊が良い”と思うことがあります。
もうご存知の方には聞き飽きたお話かもしれませんが💦
自炊には、計り知れない健康効果があります。
今の段階でもまだ収入にゆとりがあり、特に外食・中食中心の食生活を変えることなく生活できる、
”中間所得層”
の多くの人たちを見て思うのですが、
結果として、
一人暮らしに限らず、家族住まいでも
”世帯全員が肥満傾向”
”世帯全員が風邪ひきやすい”
”世帯全員が思考停止”している”
これは567問題で早くから気づき出した方々も同じ。そこからほとんど進歩がないことからも”思考停止”が当てはまっているように感じます。
低所得層の方が、この点は”経済的に追い込まれている分”、早くから自炊に励むしかなく、その分健康になりやすい条件をもっているかもしれません。もちろんあくまでも”傾向”であり、精神的に貧困だとそれでも自炊を否定し、スーパーの半額弁当や半額惣菜をひたすら漁るということもありますが。
食生活の正しい認識がなくても、自炊は外食・中食・宅食よりはるかにまともな食事になります。例えば格安のブレンド米のご飯は、レトルトご飯やコンビニ・外食チェーンの添加物と粗悪な油、しかも家畜用米のご飯よりはるかにマシでしょう?
自炊のおかずが中食の惣菜や外食よりはるかにマシなのはいうまでもありません。
ちなみに、”宅食はまともでは?”と思うかもしれませんが、それはあくまでも企業が作った理論上であり、実態が伴いません。もしも宅食だけで生活したら必ず病みますよ。食べる直前に”レンチンした”段階で、ほとんどの栄養がなくなり、毒に変わります。
中間所得層で、外食・中食・宅食を今だに中心にしている家庭が、最も最悪なんだという理由です。後になって後悔するのは2つのケース。
・ひどい疾患を患い、その時点で気づく。
・経済的に追い込まれてから、食事作りの能力がない状態で気づく。
初心者でも、簡単なものからはじめれば、自炊はそれほど大変ではありません。
しかし、よく考えてみてください。
いきなり、今まで外食店で味わっていた嗜好の食事を完全に断ち切れますか?
いきなり、お菓子・菓子パン・ケーキなどの高額な嗜好品をやめられますか?
これらは、自分で手作りできるようになるまでは、時々外食やお店で買うしかないでしょう?
人間は一定期間は我慢できますが、永遠にやめるなんて心の大きな変化でもない限り不可能です。
だから、始めるのは早いうちから。
そして、できるだけ体に良い原材料を上手に使って、無駄なく素早く作れるように訓練していく。
これからの日本は、誰も例外なく食品価格の高騰を免れることはできません。
そして、いつまでも”企業が作った大量生産の粗悪な食品”を食べ続ければ、いずれ取り返しがつかない体になるでしょう。
今の日本人のほとんどは、外食がどれほど贅沢かを忘れてしまっています。
食材を調達し、調理し、盛り付け、配膳。さらに食後の後片付け。
これ全部、他人にやらせているのです。
こういう食品は、それがたとえ体に悪いものものであっても、自炊よりはるかに高額になるのは当然でしょう?
こういうことは、本当に特別な時だけにするものです。
昔はどの家庭でも、外食なんて一般的ではなかったのです。
お金があるからいい、とか、安いからいい、ではないのです。
そこにどれほどの人件費をかけて様々な加工をし、コスト削減のためにできるだけ安くて粗悪な食材を使い、それを美味しく感じさせるために味覚を誤魔化す薬品をたくさん使い、さらに長く傷まないように薬品を使い、さらに見た目まで良くするために薬品を使っている、、なんて想像したら、頻繁に外食なんてするものではない、と思いませんか?
粗悪な食べ物で済ます行為というのは、自分自身を価値のない存在として扱っているのと同じです。
少しの手間を惜しまず、丁寧に食事を作り、それを繰り返す。
今の世の中、いくらお金があっても、健康を損ねて回復できなくなったら全く意味がないですよね?
年金受給前に健康寿命が尽き、介護生活や寝たきり生活で、お金に何の意味がありますか?
健康はお金で買えません。
”自らの強い自覚”と、”日々の丁寧な暮らしの積み重ね”しか支えてくれないのです。
まずは、毎週一日は必ず自炊をする習慣をつけましょう。
もしも家族が作ってくれるご主人なら、そのままではダメです。自分で作る苦労と、自炊した食事の良さがわからないから、いつまで経っても”外食・中食・宅食・出前に逃げるのです。
家族に食事を作ってもらってる人は、まずは毎週一食分だけでもあなたご自身が作りましょう。
簡単な食事作りを始め、”必要なら”できるだけお菓子・パンなども自分で作れるようになりましょう。市販のお菓子やパン類は非常に高額です。手作りすればどれほど安く作れ、”体に優しいか”るかもわかるようになるでしょう。
※本日作り置きした、シナモンロール。
※一昨日作った、まるあんぱん。”あんこ”も、もちろん手作り。
自炊で得られる最も大切なもの。
それは健康です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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上記の菓子パンは、Youtube動画でも紹介しています。
シナモンロール
まるあんぱん