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玄米の良さは、過去の記事で何度もしつこく(笑)お話しした通りなのですが、玄米に移行するのに抵抗がある人、あるいは家族が嫌がって自分の分だけ自炊することができず、白米、あるいは精製小麦を主食にしたまま、状況が変わらない人もいると思います。

 

 私も以前、色々と玄米食に関する”否定的”、”批判的”意見やその理由などを調べました。すごくもっともらしい意見が多いのですが、確実に欠けている点がありました。玄米を否定する、まともで大掛かりな統計データなどは、わたしの知る限り一つも上がっていないのです。むしろ、”考え”・”推定”にとどまり、全く納得できるものではありませんでした。

 しかし、どうしても現代科学信仰で、インチキ栄養学を”息を吐くように”自然に受け入れている世の中では、その”もっともらしい意見”の多くを覆す確信が持てず、先入観によってできない部分も多いのでしょう。これは家族の反対だけが原因ではないのです。本人だけでも強い確信があれば一人用の炊飯器を買ってでも玄米食にできるはずだからです。

 

 私は、もう2年以上、玄米食生活です。そして玄米食以前より全てにおいて”反動なく自然に痩せて”健康でよくなっていますが、変な副作用は一切起きていません。

 

玄米食で一番やっかいな問題は、せっかく玄米食を始めたのに、すぐ下痢をしたりなどの何らかの症状が出て、”挫折してしまう”ことです。”これは自然治癒現象”だ、と頭でわかっていても、苦しみがあれば躊躇いが起きるでしょう。

 

最後はデトックスを避け続けることはできないわけですが、緩やかに慣れていく方法もあります

以下は私が無意識に行なっていたものですが、参考になればと、今回紹介させていただきます。

 

玄米が消化できずに体外へ出るというなら、すでにその時は消化力がかなり落ちている、ということ。緩やかに少しずつ消化できる方法を取るのです。

 

食事前の”むしおさえ”、つまり食事の直前に軽食をとって小腹を満たすことは絶対にしない。一口目は必ずご飯にする。

玄米がいきなり無理なら、白米に雑穀を混ぜてご飯を炊き、その食事に最低でも1ヶ月は慣れておく。※私は以前から、自炊の時は元々雑穀米を混ぜて食べていました。その後に、七分づき→五分づき→三分づき米と精米を減らして玄米にしていく。玄米は購入後近くの精米所で精米するか、家庭用精米器で精米もできますが、お米自体を購入時に自分で選ぶ方法もあります。

 

この無農薬玄米は、分づきの度合いを選択できるだけでなく、更に”ぬか漬け用に”米ぬかをもらうこともできます。

 

 

3、玄米の味や風味に慣れるため、無添加で加工度の極めて少ない玄米甘酒を毎日少量でいいので飲む。※これを1ヶ月は続ける(自家製の玄米甘酒を飲んでもらって勧め、成功したのはわたしの家族の例です)。

本当は自分で作った方がいい(熱処理しない)方が安いし、さらに栄養もありますが、そこまで精神的ゆとりがない方は購入をお勧めします。ただし自然食品店以外では”白米甘酒”しか売っていません(これでは全く意味がない)。そのため自然食品店が近くにない方は通販で。

 

自家製玄米甘酒の作り方は以下。

私は玄米甘酒作りを覚えてからはずっと、作って飲み続けています。

 

 

4、カレーライスやチャーハン(共に油は控えめに)、炊き込みご飯など、玄米の風味がわかりにくいご飯料理で慣れていく。玄米ご飯のスタート時は、何も味付けしないでできるのは後になってからかもしれません。まずは味がついているご飯で慣れるのもいいと思います。

カレーは特にお勧めなのですが、市販のカレールーは油と海外製小麦粉まみれのもので、毒だしどころか毒を入れてしまいます

以下は、油を全く使わないのに美味しい、体の毒出しを手伝ってくれる栄養たくさんのカレー粉の作り方です。

 

カレー麹です。混ぜて発酵させるだけ。すごい簡単。わたしも最近作ってます。

 

 

 

玄米は炊飯器で炊くより、高圧タイプの圧力鍋で一気に炊けば、前日水に浸けておく時間も短縮できますし、とても早く炊き上げることができます。炊く時間が長いことでやめてしまうくらいなら、買っておいて損はないでしょう。

 

価格がそこそこ安いですが、古い大豆さえ柔らかくできます。もちろん、他のおかず作りもものすごく時短でき、光熱費の節約にもなります。

 

 

 

同時期にやめたこと玄米自体でお腹を壊しているわけではないことがはっきりわかったのが、菓子パン・コンビニ弁当・冷凍加工食品肉・魚・卵・乳製品の食事。やめてみればわかります。玄米が消化悪いというけれど、もっと消化を悪くし、お腹を下す原因になっていたのは粗悪な油(これら動物性食品では頻繁に使用する)や、高濃度の農薬・ワク〇〇・ホルモン剤が濃縮された動物食品・石油まみれの食品添加物の方だったということに。そして玄米はそれらを体外へ出すデトックスの役割をしていたことに。

 

 

玄米食は、他のこれより勝る悪い食習慣がない限り、ほぼ全員自然に痩せられ、白米・精製小麦食の人より確実に健康になる方法であり、玄米だけで殆どの栄養が摂れます。

不足するとしたら、塩分ですね。本当に食べ物がない時代では日の丸弁当だったことからもわかる通り、天然の塩だけで漬けた、塩分18%以上の梅干しさえあれば、健康体を維持できたまま生きることもできるようです。

 

 

梅干しももちろん、自家製が一番良いのはいうまでもないです。今年の梅雨は自分で梅を入手してやってみましょう。

 

 

最後に。

玄米食を始める始めないに関わらず、体がデトックス(毒だし)を始めだすと、色々な症状がでて苦しむことになるでしょう。西洋医学が”症状🟰悪”だと日本国民を洗脳してしまってからは、多くの方にとって症状は恐怖でしかないかもしれません。しかしその毒だし方法症状だけが唯一の方法ではなく、他の方法を行えばそれほど苦しまなくていいのです。

 

下痢などでデトックスをするのが苦痛であるなら、別の方法でデトックスをすればいいのです。

私が玄米食を始めたばかりの時は、とにかく体の毒を出すことを考えていたので、以下のようにしました。おかげで、よく噛まないで食べる癖があった当初の私ですら、全く下痢に悩まされることなく、玄米食を自然に受け入れていきました。

 

”毎日入浴”。

温度は、心臓に負担がかからない方法が必須ですが、よく子供の時”ゆでだこだ”と、お風呂から上がりたいと思った経験は誰しもあるのではないでしょうか?その状態になって更にあと1分程長く浸かる。もちろん心臓に負担がかかるのは厳禁ですが、ほんの少し耐えることでデトックスは進みます。当初、塩化マグネシウムを使用してましたが、できれば濃い塩分濃度のお湯が理想。

 

できるだけいい塩を、安く買うのなら、これですね。

わたしは現在、この天然塩を他の料理用・味噌作りなど全てこれを使ってます。

 

ちなみに、わたしは現在入浴はしません熱いシャワーだけ。ある程度毒だしできていれば、次に紹介する、毎日歩く時間を多くすれば十分。

 

 

毎日1時間以上、いつの時間でもいいから、かかさず歩く細切れ時間足してでもいいから1時間歩くサン・ゲージングを開始してからは完全に早朝に定着したのですが、それまではとにかく何時になってもいいから、と歩くことを始めました。

 

は、できるだけエアコン使わず扇風機とよしず(またはすだれ)を併用し、風通しの良い状態で、”汗をかいて”すごす。

 

は、できるだけ暖房を使わず、室内では服を着込んで、寝る時は湯たんぽで足元を温めて休む

 

このように、昔の日本人の生活スタイルにすると、より早く”少ない苦痛で”体の毒を出すことができます。

 

症状が出てから苦しむのではなく、積極的に自ら毒だしをやってみましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

本日は、醤油麹作り中。