いつも訪問、ありがとうございます。

食品衛生管理法の中に、”漬物業の認可”制度が導入されて、もう2年半を超えました。”経過措置期間”2024年5月31日までなので、6月以降、それまでは”専用の設備”なしに販売できていた小売業の人たちが、販売できなくなるようです。

 

 

”道の駅”や小規模なスーパーなどに出荷している、個人販売の人たち。その方は専用設備を用意するだけの予算がない方々がほとんど。どんどん”郷土の味”が店から消えていくようになります。そして、大手が販売する、栄養がないどころか見た目と味だけで実際には漬物でなく漬物味の偽物毒商品ばかりがスーパーに並ぶようになりますね。”梅干し”などはすでに、自然食品を専門で扱うお店以外は、ほとんど偽物しかない状態です。

 

 こういうニュースは悲観的に見えますが、もともと戦後まもない時代まで、味噌・梅干し・漬け物自家製が当たり前で、わざわざ他人の作ったものを買って食べる習慣はなかったようです。だから、もとに戻ればいい、と考えられるかですね。

 

 体にいいものを摂りたい。

 

 そのような考えは良いことですが、多くの日本人はなぜ”出来上がった完成品を買うこと”しか考えないのでしょうか?何も原材料の野菜まで自分で作れとはいいません(田舎暮らしで庭でもないとできませんからね)。漬け物は野菜を自分のぬか床に入れて毎日つければ、栄養たっぷりでその家のオリジナルの味、しかも完全無添加の漬物が毎日食べられます。確かに個人でお店に出品しているものは素晴らしいでしょうけど、自分でやれば、野菜代は安いわけだし、いつでも好きなものを漬けて食べられますよね?

 

 

”漬け物を自分でやるなんて面倒臭い”。

そう言って、市販の漬け物しか買わない人は、一つずつ食べられるものがなくなっていき、政府や大手企業が差し出す毒食品しか選択することはできなくなっていくでしょう。

 

 私は現在、毎日漬け物を漬けてますが、前日のものを取り出しぬかのかき混ぜ、およそ5分。新たな野菜を漬けること、5分。手を洗う時間も含め、合わせて15分もかかりません。しかもこの冬の乾燥の季節、ぬか床のおかげで、手が肌荒れしませんよ

だから、やるやらないは、価値を見出すかどうかだけでしょう。

 

”自家製漬け物”の魅力は、想像以上です。

過去に何度か紹介しています。

 

”漬け物”で思い出しましたが、梅干しも同じです。

かつては、自家製が当たり前。他人の作ったものを買うなんて文化がなかった時代は、本物しか存在していなく、本当に”薬”として重宝されるほど素晴らしい食品でした。もちろん、梅と塩以外の原材料は使いません。

 材料である、安くて新鮮な梅が買えるのは一年のうちで、梅雨の初めのほんのわずかな時期だけ。この時期は時々スーパーに立ち寄って様子を見ておかないと、すぐに売り場からなくなります(昨年は不作でかなり短期間でした)。スーパーで売られているものは9割強が”調味梅干”と記載された、添加物で毒された偽物。本物はほぼスーパーにはなく、あってもものすごい高値。楽天市場か自家製がよく、自家製が最も安上がりです。しかも自分の好みで塩分2割以上にして漬ければ、なんと数年以上も常温保管できます。

 

私の作成した、Yotube動画です。

 

 

漬ける塩は絶対に精製塩はやめましょう。これで漬けたら最悪です。

大量にまとめ買いしても必ず消費できるし、永年腐らない塩はまとめて買った方がいいでしょう。

私はこれを買って以降、ずっと使い続けています ↓

私が購入した時は8000円台前半でした。値上がりはしましたが、他の天然塩の小分けサイズより遥かに低価格であり、良い天然塩です。

味噌作り、漬け物の追塩、梅干し仕込み、他の料理など全部これです。

 

 

昨年つける量が足りなくて補充したい方、もしくは今年(2024年)から”梅干し作り”を始めたいけど、今すぐに本物が欲しい方はこちらをどうぞ。もちろん無添加で、賞味期限は長く記載されていませんが、実際のところ2年以上でも持ちますよ。

 

 

 

と言うことで、いつものことですが、

め・ん・ど・う・く・さ・い

を乗り越えて、何でも自力でやりましょう。

 

今回の社会の動きも、

”自分でやるよう促された”

と肯定的に捉えるのか、

”支配者にまたやられた!”

と悲観的にしか見ないのか、人それぞれです(笑)。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。