いつも訪問、ありがとうございます。
昨年末にご紹介させていただいた、甘酒のお話の追加情報があるのでお知らせします。
昨年末はこんな感じでした。
その後、離れて住む家族(母、弟家族)にも持っていき、感想を聞いてきました。
どうやら、私が作った玄米甘酒は、原液のまま薄めないのが一番気に入ってくれてかなり好評でした。
私も現在はほぼ薄めず原液で飲んでいます。
この甘酒のことでつい最近、”花食”さんも紹介動画を出していました。
念の為断っておきますが、私は花食さんと直接やりとりしたことは全くなく、私の存在さえ知られてないと思います。
こんなに同時期に、同じものを紹介することになるとは。
市販の甘酒の飲み比べをされてましたね。
とても参考になる内容です。私はそこまでやる経済的ゆとりないので💦。
ところで本題。
なぜ、市販の甘酒は、未開封だととても長い保存期間があるのに、手作りは冷蔵で1週間(実際には冬場は2週間くらい平気です)と短いのでしょうか?
それは、”加熱処理”の有無のようです。
どの市販品にも”加熱処理済み”という記載はありませんが、味噌が一番わかりやすいでしょう。
自然食品店に並んでいる、高級な”生味噌”は、熟成期間も含め、糀(麹)が死活しない温度(30℃以下)で熟成させ、完成後はそのまま冷蔵保存させます。これは麹による発酵を緩やかにして酸味が増す(熟成が進行する)のを防ぐためです。
しかし、スーパーで常温で売られる味噌は、短期熟成法(60℃などの高温短期熟成方法)を取り、さらに高温加熱処理をすれば、ほぼ発酵が止まって他の菌の増殖環境がなくなるので、真空パックすることで非常に長い期間の保管が”常温”でできるのです。
そして、同じく糀を使用した甘酒も同じ考え方で保管します。
なので、身体により良いのはどちらか、と言えば、明らかに手作りの”生甘酒”ということになります。もし、長く保存したいなら、冷凍という方法もありますが、耐熱瓶に詰めて熱湯加熱処理後、しっかり密封するという方法をとれば、健康効果はもちろん落ちますが、長期保管は可能でしょう。この方法はYoutubeで野菜や果物を同様の方法で保管させる手順を紹介している方がいたのを過去に見たことがありました。残念ながら甘酒はないですが。
私はみなさんに失敗させたくないので、おすすめはしません。しっかり熱湯加熱処理と密封ができていないと、保存後しばらく後に腐ってた、なんて失敗はしてほしくないので。
こういうのは設備がある企業の方が得意でしょうね。
できれば、手作りして冷蔵し、1週間で飲み切る、というのをお勧めします。これが最も健康効果が高く美味しいですからね。
以前の記事では、ちょっと高価なヨーグルトメーカーしか提案できなかったのですが、とても低価格で手作りセットを用意できる方法(あまり手間はかかりません)を見つけたので紹介します。
要は、ヨーグルトメーカーで発酵させる内容器がプラスチックではなくガラスにできればいいので。
まずはできる組み合わせから。
ヨーグルトメーカー
これ、私が母に勧めて、ただいま準備中の組み合わせです。
内容器
無印良品の耐熱ガラス容器
楽天・Amazonのリンクはありませんでした。
できれば、このページの店舗情報からお近くのところを探して来店して購入すれば、送料かけずに購入できます。
大容量向け。外蓋が被さるギリギリの高さになります。
小容量タイプ。
出来上がった甘酒のつぶつぶ感を無くしたい場合。
マッシャー
ミキサー・フードプロセッサーがなくても、これでできますよ。
温度計。
納豆作りには要りませんが、甘酒は60℃以下になっご飯に糀を混ぜないと失敗しますので、温度確認は必須ですね。普段から料理をする方なら持っているかな。
ちなみに、この組み合わせの”たてながの内容器”のヨーグルトメーカーは、納豆作りには少し工夫が必要ですが、やり方次第でとても糸を引く納豆を作ることもできますよ。
甘酒の作り方はこちらを参考に。
白米でも同様に作れます。お粥を作り、60℃以下まで下がったら糀をしっかり混ぜて保温。4時間過ぎた頃に一度混ぜ、あとは完成まで4時間前後おきに混ぜて完成。
お米1合に対し乾燥糀100gをお勧めしますが、もっと甘くして短時間完成を目指すなら、糀を倍の200gでやってみてください。糀はお米ほど安くないので、私は100gでやってます。
最後までご視聴、ありがとうございました。