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つい最近、高島屋が販売した崩れたクリスマスケーキの不祥事があったばかりですが、今度は、フランスから輸入した”パウンドケーキ”の不祥事。なんと、”幼虫が混入”だそうです。なんの幼虫?言えないほどのものなのでしょうか。。。例えばですが、ハエとか。。

2chでは早速話題にされてましたね。

 

 

そういえば、業務スーパーに買い物に行った時、”パウンドケーキ”売ってましたね。この時、輸入できるほど長い期間、”常温で保存できるパウンドケーキなんて、あるんだー”と、驚いたばかりでした。

 

 お菓子作りを自分でやる方はわかると思いますが、焼き菓子、特にパンに近いふっくらとした生地のものほど”水分”を多く含みます。水を全く使用せずに作るクッキーとかの固い焼き菓子なら、輸入して日本で販売するまでに虫が湧いたり傷むようなことは想像できませんが、パンやマフィン、ドーナッツ、パウンドケーキなど、水分を多く含むものなら、冷凍でもしない限り、痛みやすいのは明らかです。

 

 日本メーカーは特に、このような不祥事を起こさないよう、丁寧毒物であるpH調整剤などの石油化学製品を取り入れて、傷まないよう虫が沸かないように厳重にしているものが多いですね。しかし何週間も保存期間があるパウンドケーキなんて、見たことないかも。

 

 

要するに、焼き菓子を安心(?)して食べるのには、2つの方法があります。

1、出来立ての無添加を手作りして食べる。

2、長期間保管可能な市販品を食べる。

 

で、今起きているのが、長期間保管可能なものの問題。

2は、要するに企業に作ってもらったものを買ってただ食べるだけ。たくさんの人を介して消費者の手元に届きます。加工が多いほど、途中で人が起こすミスを拾いやすくなります。そのミスを誤魔化すのが、”保存料”。今はこの言い方を使いませんね。食品添加物という名称や、変な専門用語で煙に巻くことしかないですけど。

pH調整剤・安息香酸Naとか。

 

 

以前は私もパンやクッキーは好きだったので無添加のものを買って食べてましたが、なにぶん値段が高すぎます。この時、お菓子は”贅沢もの”だったと気づき、それでも時々は食べたくなるから、少しずつ時間を作っては手作りを試していました。

 

1の出来立てを食べたいなら、そういうものを作ってくれる人が近くにいればいいですが、まあ、そんなに都合のいい環境はなかなかないし、作る人の”思想”で、添加物の混入具合も変わってきて、こちらでいちいち注文できないでしょう?
 
やっぱり自分で手作りですね。
 
 
ところで。
手作りの件でも水を差すような話ですが、ついにスーパーに売られている外国産小麦の価格が、国産小麦の価格を上回ってしまいました。
 
これは数日前に撮った写真。
外国産小麦。
1kgで288円。
 
国産小麦。
700gで198円。

 

小学校の算数ができれば、どちらが高いかくらいわかるでしょう?

 

初めからポストハーバストで毒だらけの外国産小麦なんて買ってませんでしたが、思考停止していない算数のできる人が、

”国産小麦の方が安い”

ことに気づき出すと、国産小麦が売れ出して、今後は枯渇するかも。

今まで価格しか見ない人たちに国産小麦を買い占めなんてされたら困りますね。

 

ちなみに、国産小麦もわずかですが値上げされてきています。この写真のように、かつて1kg単位で売られていたものが、今では”700g”という中途半端な量で売っているのは、ステルス値上げの典型的な例ですね。


 

私は1年半余りで、ようやく少なくとも自分自身は満足できる程度のパン・クッキーを作れるようになりました。あとはケーキだけ?手間がとてもかかるお菓子なので、あまり食べたいとは思いませんが。

 

 

今続いているお菓子販売品の不祥事は、

”お菓子は贅沢もの。気軽に買って食べるべきものではないのだ”

 

という私たちへのメッセージにも取れます。

続く、ステルス値上げと、酷い食品の質の低下。

 

”食べたいなら、買わずに自分で作ろう”

 

という流れに思えてなりませんね。

 

もちろん、食べないのが一番良いのですが(笑)。

 

少し前に、捏ねないパンの作りかたを紹介しました。

 

 

 

今では、油脂不使用で全粒粉100%のパンを、しっかり捏ねて作っていますが、もうだいぶ慣れてきて、トータル2時間くらいで作れるようになりました。

 

全粒粉100%は、やはり膨らみが悪いし固い。なので、時々強力粉を3割入れて作ったりしています。これなら他人に食べてもらっても不評にはならないので(笑)。

 

パンには手作りあんこ手作り梅ジャムをつけて食べたりします。

 

手作りはいいですよ。いつも作るたびに”でき上がりが違う”ので️(笑)。出来具合の時々の楽しみもありますし、とても上手く焼けた時は達成感があります。

 

 

以下は、私がパン・クッキー作りで使っている材料の一部です。

ちなみに、バター・卵・ヨーグルトは基本的に使用しません。高価な食材だし、ゲージ飼いの家畜から作られるそれは、使いたくないですし。

 

国産全粒粉

毎日作ったとしても、何ヶ月分あるだろう?と思うほど低価格。

 

菜種油

圧搾一番搾り。この価格はかなり安いです。

※Amazonのページでは、<原産地:九州>となってますが、原料の菜種はオーストラリア産です。

 

 

青い海(業務用)

一般用のものと比べ、kgあたりの価格が半額になります。天然塩は傷むものではないので、災害時に手に入らなくなったら困るものはまとめ買いしておいて損はないですよ。

※リンク先注意。”定期おトク便”になっているので、”通常の注文”に切り替えを。

 

 

白神こだま酵母

最近、添加物のある”ドライイースト”をやめ、これにしました。

 

 

てん菜糖

スーパーでも入手できます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。