雨が降っていますね。 | Cobalt Blue by HIDEO。

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詩の他に写真、イラスト等もUPして行きたいと思います。日常、音楽ネタ、下らん戯言等も…(笑)。
気軽に読者になってください…。ヨロシク。

実は僕、この一週間、雨乞いをしていたんです。仏壇に手を合わせ、「雨乞い祈願」という紙を読み、祈っていました。すぐに雨は降ってきたのですが間もなく止み、結果利根川水系から10%の取水制限となりました…。


雨乞いをする機会となったのはTVで関東のダムが軒並み貯水率50%を割り込んでいたからです。だから御祈念が必要なのかなぁ…と思って…。


僕の尊敬する人の言葉に「雨を降らせることなど簡単なことなのです」という言葉があります。例として歌人が歌を詠んだだけで雨が降ってくるのだ…という趣旨のことが記載されています。


ある悪人と闘った記述が残されており、七百年前のことですが…鎌倉時代ね。その人物は当時幕府の利権を貪って莫大な富を上げ、自らは聖人のように名乗り、詐欺師のように人々をだましていた悪僧侶達に公然と闘いを挑んで行きます。


「あなたがもし雨を降らせたることができたのならば私は弟子になろう。やってみなさい。」そう、悪僧侶に対決を挑みます。その悪僧侶は当然のことながらその対決状を読んで喜び、雨乞いを始めます


ところが…雨は一向に降りません。いくらいろんな宗派の祈りをささげても、最後には一番正しいと思われる祈りを捧げても雨は降りません。返って大風が吹き、祈祷は中止を余儀なくされる始末…。


そこでその人物は言います。「雨を降らせることなど簡単なことなのです。」と…。先ほどの歌人の例を挙げ更に「一畳の堀を越えられぬ者、十畳・二十畳の堀を越えられるわけがない」と…。


悪僧侶たちはそこで大恥をかきます。信頼は失墜して行き、最後には幕府共々衰退をして行くのですが…。


闘いはそれだけではありません。その後も執拗にその人物に襲いかかります。おおよそ人間とは思えぬ形相で…。俺は知らない…というか覚えてないけど(笑)。何でもね、記述によるとその悪僧侶は百何十戒を守り通した人物ということにjなっていますが、その正義の人物と顔を合わせると目を丸くしていたそうです。


情けない…。所詮詐欺師なんざぁ、そんなもんです。以降、その悪僧侶は顔を合わせることを拒み、逃げ続けます。最後には幕府の侍所と結託し、斬首しようとしますが…これも失敗します。凄い不思議な現象が起こるんですよ。斬首場で大火球が飛ぶんです。いきなり…。もの凄いタイミングで…。


みんな肝を冷やしてやめるんですがね…。斬首を…。まだ続きがあります。その後その正義の人物を佐渡へ流罪…。当時は人間の住むところではなかったようです。流刑地ですからね。極寒・それに餓え…。


そこでもその人は守られるのです。一時は殺そうとした人から食料等の援助を受け、勇気ある弟子も駆けつけ(笑)、そこでもいろいろな輩と対決…。また味方をたくさん作ってそこを赦免されるのですが…。



「愛」は美しいです。この世の中で一番美しいものでしょう。でも銃口を向ける輩に「愛」が解らなければ何の意味もない…。惨劇は繰り返される…。


この世から「不幸」の二字を無くすにはどうしたらよいのでしょう?解決法はあるはずです。


恐らく…このブログを読んでいる大半の方はその方法を知っていますね?


よろしいです。



そのようなわけで雨は降っています。僕もね、何かに感動したりして「これがいろいろな人が知ったら…」というとき、雨が降ってくるんですよね…。「ザーッ」と…。


本当、簡単なことなのかもしれませんよ…?


でも今回の首都圏を水瓶を潤す雨乞いは一週間くらいかかりましたね…。今は止んでしまったようですが…。引き続き雨乞いは続けます。


協力者集います。よろしく…。






止んじゃったけど散歩の時間だと思う(笑)。散歩してきますね。