概要:スプリンターセル二重スパイはトムクランシーブランドの人気ソフトのひとつで、主人公サム・フィッシャーを操り誰にも気づかれずに敵地に侵入、工作するステルスアクションゲームです。

解説:日本語版は2007年2月に発売されたのですが、いろいろな事情があってクリアしていませんでした。カオスセオリーのダウンロード配信が360マーケットプレイスで行われ、それをプレイしたのをきっかけに再びやる気になりましたが、苦労しました。

おなじみサムさんは今回悲劇的な展開からぐれてしまいます。そういう流れで無茶な任務ばかり受けるようになり、JBAというテロ組織に二重スパイとして潜入することになります。

シングルストーリーは11ミッションでヴォリュームは結構あります。マルチプレイはカオスセオリーのマルチと似たような感じでこれはこれで面白いんですが…

レビュー:UBIは見切り発車が多いことで有名になってしまった会社ですが、今回のスプリンターセルもPC版は特にバグなどが多く、クソ評価が多いですが現在360版をプレイする限りそれほどバグに悩まされるといおうことはありません。それでもシステム的に不安定だったり、日本語字幕が読みにくかったりいろいろ問題はあります。

CO-OPはどうした?:カオスセオリーのコープモードが非常に面白く、人気だったのにもかかわらず、今回は前作のようなコープは存在しません(マルチでコープはありますがまったく別物です)面白かったので次回作で復活させて欲しいですが、現状からあまり期待はできません。

地味じゃないか?:前作カオスセオリーはアジア国家間の緊張から第3次世界大戦の予感までがあり、それをサムさんは一人でこっそり解決していたわけですが、今回は二重スパイという特殊なシチュエーションもあり、活躍具合は非常に地味です。プレイヤーはテロ組織に加わらなければならず、命令され仕方なく犯罪行為に加担しなければならないこともあります。大きなテロは防ぐことができますがそれが今までの「こっそり大事件を未然に防いじゃった、内緒だよ」的な満足感があまりありません。

難しいです:毎度のことですが難易度は高いです。しかも今回はテロ組織での内部工作が非常に地味な上に難しく、飽きてきます。これを乗り越えた上でストーリーをクリアすればそれはすばらしく爽快なエンディングを迎えられるだろうと思ったのですが、今回はだめでしたね。

総合評価 3500円:今回は発売から一年以上経っているソフトなので中古価格として考えました。この作品をプレイしていなくて中古でこの値段で見つけたら精神ペイはされるんじゃないかと。それでも私がこの作品のファンだから多少上乗せはされているかもしれませんね。今回はステルスアクションというよりはストレスアクションでした。さらに物語りは暗く余り救いがありません。おそらく次回作へのつながりがあるのでしょうが、そもそも次回作の存在自体が危ぶまれているいま、この展開でシステム的にも不安定なゲームを放り出してしまったUBIはやっぱり危うい部分があるなと。次回作はぜひ出して欲しいですが、ちゃんと作ってください。延期はかまいませんから。