算数や数学を教える塾講師の独り言 -26ページ目

算数や数学を教える塾講師の独り言

某学習塾で算数や数学を教えています。
授業などで起こったこと、考えたことなどを中心に書き散らします。

私立中学に行く子ってある程度お勉強ができるという子が多いのではないでしょうか。

 

どうしても、ある程度勉強した子たちが集まります。

そのため小学校ではかなりできる子として扱われてきた子たちのなかには私立中学でうまくいかなくて、退学をすすめられるということもあります。
その理由の多くは成績不振。

 

要するに落ちこぼれちゃったので、高校にこのままいくとあとが大変だから辞めて高校受験したら?ということです。

ドライに考えると私立中学を辞めて、公立中学から高校受験というのはそんなに悪くないと思うのですが、そう単純な問題ではないことが多いです。

お子さんが辞めたいという希望の時はすんなり話がいくのですが、意外とどうしようか困るのが友達関係がいいという場合。

そのことがあり辞めたくないとお子さんが言うことが結構あります。

 

そうなると、選択肢は基本2つになります。

1つめは「無理矢理私立中学を辞めさせる」

2つめは「そのまま通い続ける」という選択肢です。

 

この場合は2つ目の選択肢を取ることが多いです。

ただ、結構高校にそのまま進学しても、卒業できないかもしれませんという忠告は入ることが多いです。

そうは言っても、基本的な問題は成績が悪いというところだけなので成績をあげれば問題は解決します。

 

しかし、今までの分からないが降り積もっていると、これがまた大変。

授業は理解できないし、宿題はできないし…

 

実際にあったのが、こんな話。

 

成績不振で学校を辞めるように私立中学から言われたのですが、どうしても辞めたくないという本人の希望で私立中学を続けることになりました。

先ほど書いたように問題は、学校の成績の1点のみでした。

そのため、学習している内容に追いついてしまえば、問題は解決、本人も楽しく学校に通えるはずです。

まずはどうすれば、できるようになるのかを考えなくてはいけません。

 

本人から宿題や学校で使っているテキストなどを見せてもらいました。

見たところ本人のレベルではまずすることは不可能なレベル。

そのため、親御さんと話して、「宿題・授業などをきちんとするというようなことで、追いつくことは不可能」だと思うということを話していました。

親御さんにお願いしたのは、学校に授業を合わせてもらうことは不可能だから、宿題に関しては違うものを出してもらえるようにするか、提出を免除してもらえないか交渉してみてはどうかと提案しました。

親御さんの話では、そういう内容で協力しましょう、ということで返答をもらえたようなので、一安心かと思ったのもつかの間、ここで困ったことが起こります。

 

協力するという返答をしたのは担任の先生で、他の先生はそこまで協力してはくれないようなのです。

「宿題をきちんとして授業をきちんと受ければ、できるようになるはずだ」

と、本人を責めるんですね。


仕方がないので、親御さんと本人に直接学校と話す許可をもらってお電話です。

こちらが尋ねたのは、大きく2点です。

1つ目は「宿題や授業をきちんとすることで本当にできるようになるという認識があるのか。」

2つ目は「本人の成績向上のために学校として本人に力を貸す考えがあるのか。」

ということについて尋ねました。

担当の先生がの答えは、宿題や授業で成績が上がるという認識はなく本人がこなせないだろうということでした。

学校が協力する気があるのかというところに関しては、頑張りますくらいの返答でした。

 

親御さんと本人に話した内容を伝えると、しばらく様子見で対応に変わりがなければ、辞めるという選択肢もやむを得ないという話になりました。

結局は、中学校を辞めるということになってしまいました。

どうすればよかったのかと言うのは、なかなか難しいです。

 

ただ、似たようなケースでも学校が協力してくれて、中高一貫の高校を卒業できたということもあります。
最終的には成績不振者ということではなく上の下、中の上くらいまで成績向上しました。

担当の先生や学校の考え方次第なんでしょうね。

学校選びはやはり大事です。

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