中学校のテストの点数で実力は判断しないほうがいいのかも… | 算数や数学を教える塾講師の独り言

算数や数学を教える塾講師の独り言

某学習塾で算数や数学を教えています。
授業などで起こったこと、考えたことなどを中心に書き散らします。

中学校に入ると定期考査があります。

一般的に小学校と比べると中学校のテストの点数は取りにくくなり、おおまかな順位が分かることが多いのではないでしょうか。

ただこの順位や点数から学力を判断するのはすごく危険なのではないかと、考えさせられる状況をよく目にします。

 

例えば、最近入塾したある中学2年生の子の話なのですが、5教科の点数は300点強で、350点には届かないというレベル。

特に数学と英語が大ピンチなのですが、どちらも60点くらいあります。
平均弱というくらいです。

入塾時に聞いた点数からは、それなりにできるのかな?と思っていたのですが、ふたを開けてみてびっくり!?

数学は、方程式の計算ができない。

また英語では5W1Hのうち分かったのは、whoの一語のみ。

busが書けない。

書ける単語を探すのが大変。

どうやったら60点近く取れたんだろうという状況です。
問題を見てみないと…

 

別の子は、学校の定期考査では9割持ってくるのですが、模試になると偏差値40代。

これは、中学校の定期考査で計算ばかり出題されるためです。

この子の場合は、計算はほとんどできるので、高得点になっちゃいました。

ただ、文章題などは全く解けず…
そのため模試では偏差値が下がってしまうことになってしまいました。

 

こういうことって、きちんと問題を見て判断しないと、親御さんからすると結構できているというように見えてしまいます。
(逆の場合はうれしい誤算ですけどね。)
もちろん、本人もそんなにやばい状況だなんて夢にも思いませんし、気づいたときには大ピンチということも結構ありそうです。

 

早めに気付くには業者の模試を受けるのが1番だと思います。

現状の認識が正しくできないときちんと対処できません。