テト・ペッテンソン
ベーシックな楽器編成に鉄琴や鍵ハモなどを
随時で加えつつ楽曲を展開する女子五人組の楽団。
初めてライブを見たのは鶴舞のKDハポン。
そのときの印象は、とにかく"緩い"だった。
でも、そんな絶妙な緩さを持ち味にしつつ、
本質では徐々にその世界に誘い込む、所謂
毒気みたいなものも持ち合わせていて。
山で見かけたリスをおいかけていたらそこは
気づけば深い森の中だった、という
スリリングさをも体感させるような、
女子特有の魔性みたいなものを感じさせる。
そしてそれが天然、とかじゃなくて
確信犯的に執り行われているのだと思う。
森道市場やインディーファンクラブという
個性的な面々が好まれる音楽フェスには
コンスタントに出演していて、
このサーキットの出演陣の中でも
台風の目になってもらえたらと思って
オファーしました。
中毒性って言葉は本当に嫌いだけど、
本当に毒がある音楽ってのもあると思う。
テト・ペッテンソン - まちがえた