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【シンギュラーポイント】

先月、ニコファーレで将棋電王戦final第4戦を観戦してきました。

4月4日 村山慈明七段 vs ponanza です。

序盤で村山七段が放った手が微妙に緩手だったようで

それをついたponanzaが優勢を築いてそのまま

押し切ったという印象でした。

このシリーズは、将棋棋士側の3勝2敗という結果にて

初めて人間側の勝利(団体戦では)となりました。


しかし、内容的には、コンピュータが人間を超えたような印象を受けました。

もはや中盤、終盤ではコンピュータ側の読みが勝っているように思えます。

人間側が勝利するには、序盤で優位を築いて押し切るか、一本道の応手を深く読んで

コンピュータ側の思考探索ツリーを凌ぐしか手はないようです。


羽生名人が25年ほど前に予想したコンピュータ将棋がヒトを凌駕するという

2015年が奇しくも当たってしまったようです。


さて、将棋界では、2015年がシンギュラーポイント(特異点)となりましたが、

今後、ヒトの業界に次々にこのシンギュラーポイントがやってくると思われます。


最初は、医療診断でしょう。

すでに医療行為の前に検査という定量性をもったデータが蓄積され、

そのデータと疾病との関連も

データベースとしてコンピュータが利用できる体制となっています。

IBMのワトソンは、現在この分野で実績をあげつつあるようですが、

これは、数年以内に全世界に広まっていくでしょう。

これは、医療診断におけるシンギュラーポイントです。

もちろん、現在は診断のみで、医療行為そのものはコンピュータにはできません。

でも、将来的には、手術用のロボットが医療行為そのものを担当する可能性はあります。


10年以内に行政システムにも入ってくる可能性があります。

ルーティーンな作業であれば、現在でもコンピュータでこなせます。

それが、政策判断までできるようになるかもしれません。

一番適当と思われる政策を提示して、それを住民投票で決定する。

そうなると、行政のシステムが一変すると思います。


自動運転システムが普及するとどうなるか。

クルマを所有するということが少なくなっていくでしょう。

必要な時に呼べばいいのですから。


なんだか、未来はバラ色ではないようです。

時代はあきらかにこの方向に動いています。

ある時点では、コンピュータを排斥するラッダイド運動も起きるでしょう。


最終的には、

便利さと低コストを選択するのか、

ヒトとしての判断・行動を残すのか、

それを決めるのはわれわれ人類です。

なんだか、

100年後の未来を覗いてみたいものです。


【2015年5月記】





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