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【グリーゼの秘密5】

世界中から大きな反響が巻き起こった。

だれも予想しえない応答だったからである。

すぐに解析グループが世界中にいくつも作られた。

・メッセージが本当にグリーゼから来たものなのか。

・20光年の距離があるのにどうして一月ほどで応答があったのか。

・これは本当に邪馬台国のころの地図なのか?

この3つの疑問の解答は、全く皆目見当がつかなかった。


入江 範人(いりえはんと)は、一つのことに気がついた。

絵図を見ると魏志倭人伝をもとに記述されたようには思えない。

むしろ為政者が自らの領土を確認するために作ったように思えた。

そうか、これは卑弥呼の地図なのか。

そして、地図中に赤い丸が3か所書いてあった。

九州北部と出雲、そして奈良県のあたりである。

これは、邪馬台国が3か所にあったことを物語っていた。

おそらく九州で勃興し、出雲に一時期滞在したのちに、奈良へ移動したことを

物語っているのだろう。

卑弥呼とは何者なのか、ますます興味が湧いてきた。


そして、そこに第二の通信が入ったのである。

世界中の研究者は、範人による解析の仕組みを知っていたため、

一瞬で、新しい通信の内容が解読できた。

世界中の研究者が驚いた。

それは、地上絵を記していた。

ハチドリである。


なんらかの知的生命体が、地球とのかかわりを持っていたことが

明らかになった。

(続く)

【2016年8月記】






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