今日、嬉しいことがあった。
TOMが映画に誘ってくれた。 それは奇跡だった。
あれは、何年前だっただろう・・・・・・。 いや、十年以上前だったかもしれない。
「バックテュザフューチャー 1」をTOMと、映画館に観にいったときだった。
主人公役のマーティがタイムマシーンに乗って、自分の生まれる前の時代にタイムスリップし、パパとママをダンスパーティでくっつける場面だった。
学生たちが踊る中、舞台ではバンドの演奏がおこなわれている。
会場に忍び込むのに、間違って舞台そでから入ってしまったマーティ。
気がつくと、舞台中央でギター片手に、マーティは流行りの曲を弾きまくり、完全にトランス状態でジャンプしたり、回転したりと、自分の世界に入りこんでしまう。それを、あんぐりと口を開けたまま、あっけにとられているバンドマンと学生たち。
マーティが演奏していたのは、20年も30年もあとに流行る曲なのだ。マーティは未来から来た若者だから。
そのマーティの姿が、ゴジラちゃんのツボにピタリとはまり、ゴジラちゃんは途端に爆笑してしまった。
大口を開けて、ガッハッハッハ!と・・・・・・。
しかし、なぜかその時に笑っていたのは、映画館でゴジラちゃんひとりきり・・・・・・。
それに気づいた時は、もう遅かった。
周りの視線も痛かったが、隣のTOMの、凄い形相でゴジラちゃんを睨みつけている目の方が、もっともっと痛かった。
それ以来、TOMは二度とゴジラちゃんと映画を観ようとはしなかったのだ。なのに、なのに、今日TOMはゴジラちゃんを映画に誘ってくれた。
なにがあろうと、ゴジラちゃんは約束の映画館に駆けつけたね。張り切って、十番の「なにわや」のたい焼きなんか買って行っちゃったよ。
席につくと、始まった映画は 「ハンコック」だった。ちなみに、この時まで、ゴジラちゃんは何を見るのか知らなかった。
ウイル・スミス演じるハンコックが、正義の味方になり、犯罪者をやっつける。 ハンコックの怪力で見事、犯罪者は御用となるが、その後が悲惨だった。LAの街は、見るも無残な状態となり、車はペッチャンコ、店の窓ガラスは吹き飛び、高層ビルは崩壊寸前、だが、当のハンコックはお気楽そのもの。
まるで、東京砂漠のゴジラちゃんではないか!
TOM・・・・・・、やはり、チミは、いつも何かをゴジラちゃんに言いたいのだね・・・・・・。
ちなみに、「ハンコック」でゴジラちゃんが笑えたのは、片方の手の先っぽにフック船長と同じ、鋭利なフック型の鉄をくっつけた極悪人が、もう片方の手まで、ハンコックにぶち切られちゃった時に、訴えるように言ったひとこと。
「こっちもだよぉ~」
どうぞ、皆様、ご覧あれ~!
の話でもブログに載せようかと思っていたから、あの頃から、ゴジラちゃんはちっとも成長がない、ということになる。人のふり見て我がふり直せ?か・・・・・・。相手は自分の鏡です、か?