ノア武藤敬司引退大会 | 電気のブログMK-Ⅱ

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キン肉マンやジョジョや気になるものの造形物
ガンプラなどを好き勝手に作って行くブログです。

以前のようにガンプラだけに特化せず
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ガンプラはほとんど旧キット。

水を差す発言、礼儀を知らない方はスルー。


こんにちは、もしくはこんばんは。


偶然なのか
投稿タイミングと読まれる方のタイミングもあると思うけれど、最近プラモ記事よりファンドでキン肉マン記事のいいね数が多いことがちょっと嬉しい
工場長の電気です。

昔、復活前のブログでバリバリキン消しを塗ったり
自作キン消し造型を始めた頃は、記事にしてもそんなことはなかったので
自分の自作造型物のファンドでキン肉マンが少しでも見てもらえることは、単純に喜びです。


それはさておき
今回は久しぶりのプロレス記事を。
これは書いておかないわけにはいきません。






少し前のこと、武藤引退大会発表があった時から
これはやっぱり、安い席でも行きたいな~と思い
妻と二人で盛り上がりつつも
年末年始の時間がバタバタと過ぎ
やがてチケット追加販売のアナウンスがあった際に

妻が、行きたいからチケット取るね!と
本当に後ろの安い席で全然構わないからということで、2・21東京ドームに行けることになりました。


2001年、スタン・ハンセン引退の全日本ドーム大会に行って、その時初めて武藤選手が全日本のリングに上がり
vs太陽ケア戦で史上初めての、あの時には名前もなかった初期型シャイニング・ウィザードを披露したのを生で観ているので
ラスト・シャイニング・ウィザードも生で観ることが出来るのは本当に感無量。


武藤選手は、引退を出来なかった橋本さん三沢さんの分も背負う気持ちで...という趣旨の発言をしているので
私の予想では、川田さん田上さん小橋さんと蝶野さん(秋山選手も来て欲しい)が花を添え、三銃士と四天王勢揃いの全テーマがドームに流れる最後のタイミングであり
それぞれの選手の往年のテーマと入場に、大歓声コールを送る最後になるのではないかと思っています。

コロナ禍よりちょっと前に、大会やトークイベントなどで、会場で武藤選手や川田さんや小橋さん他レジェンドのテーマと入場にコールをすることを
この方々の全盛期頃に生まれたばかりだった妻に体験してもらえたけれど、今回はなんたって東京ドーム。声援もあり。
妻にも最高の体験をしてもらいたい。


三沢さんは生前の晩年、やめる時に引退興行はやらないと言っていましたが
同じ時代のマット界を彩り、熱狂させ
全日本・新日本とで競った彼らと、当時ライバルとマスコミやファンに夢を与え、永遠の恋人と三沢さんを称した武藤選手が令和の時代まで頑張った末に引退するんだから、ニヤリとしてくれるかな?と楽しみしかありません。

もちろん馳先生、ノアに参戦中の小島選手、ライガーさんはそれぞれ解説や試合も含めて来るのは間違いないので
これだけの平成のレジェンドが揃うのも最後でしょう。


試合で楽しみなのは、ノアの金剛
拳王・中嶋・征矢vs全日本の諏訪魔・宮原・青柳の危険な匂いがする刺激的なカード。

交わりが初となる選手はもちろん、健介オフィスの兄弟弟子の中嶋・宮原選手の絡み。
不仲説が本当なのかエンターテイメントなのか、どちらにしろスパークする試合となるでしょう。


これまた危険で刺激的な試合を期待する
清宮海斗vsオカダカズチカ。

対抗戦タッグで対戦した際
終始ノアの若きエースを見下した態度のオカダ選手に、清宮選手がかつての前田日明長州蹴撃事件を彷彿する「仕掛けた」ことで、一騎討ちのこのカードが物凄く惹き付けられるものになったが、オカダ選手はずっと「ドームには行きません」「会社から聞いていない」の一点張り。
だったのが

先日のノア大会に乗り込み、タイトルマッチを終えた清宮選手を襲撃という
よくある前フリに着地、結局やるんかい!でしたが(笑)
感情むき出しの、お金を取ることを超えたものを見たいし
試合自体は楽しみ。

清宮選手の仕掛けについては、公平に見て、新日本のチャンピオンであるオカダ選手が同じくノアのチャンピオンにあの態度を取れば当然だと思うし
逆の立場でもそうすると思う。

仕掛けられて乱闘した際の清宮エルボーはいい音したし、勢いは熱いものがあり、逆に吠えながらのオカダ選手の泣きそうな顔は
喧嘩したことがないお坊っちゃんみたいに見えて
往年のストロングな新日本も好きだった私には本当に悲しいものがあった。

今の新日本ファンには申し訳ないけれど、私はWWEオマージュ・後追い的(それ自体が悪いとは思わない、新日本でそれを見たいわけではないという意味)な今の新日本は苦手で
基本的に良いところも探して見る私でも、これまでオカダ選手をカッコいいとか好きと思ったことが全くないので
ああ、こういう面もあるんだなとか、清宮戦で外敵としてどんな試合を見せてくれるのか
そういう意味でも今回のカードを期待しています。

私は先に海外実況の動画で清宮選手の仕掛けを見たんだけど、オカダ選手が顔面を蹴られた直後、実況の外人が
なんちゃらヒューメモリーズ アキラ・マエダ!と興奮して数回叫んでいたのがめちゃくちゃ嬉しく面白かった。
SNSのこの時代、アンチファン、新日本ファンからのめんどくさい罵倒もあるだろうに
とにかく勇気をもって、近年のプロレスに足りなかったものを見せてくれた清宮選手を素直に称えたい。

かつては過激な仕掛けをして盛り上げてきた新日本一強時代を変えるには、それくらいやった上でノアならではの受けと熱い試合を見せて行かないと。

この件のあと、オカダ選手がダンマリを決め込む中での清宮選手と小橋さんの対談を読んだら

「オカダ選手の心理戦が始まっている。これ以上挑発しないで、自分のコンディションに集中していればいい。オカダ選手は新日本のトップなんだから、試合に出ないことはあり得ない。」と
良くない意味でツイッタープロレスと言われるくらいにレスラーのほとんどがTwitterで挑発をし合ったりしないと世間にアピール出来ない、良く言えばそれが有効な宣伝となる時代に
ドンと構えて己のコンディションとタイトルマッチに集中しろという小橋さんがまたカッコよかった。

この記事はおそらくオカダ選手も目にしただろうから、小橋さんの分析にニヤリとしたか、興味があります。


当日どうなるか、予想が当たるか
待ち遠しいが武藤引退は切ない
そんな大会のことを書いておきたかったのでした^^



お付き合いどうもありがとうございました。