こんにちは、もしくはこんばんは。
休日の昼間に家族で銭湯に行きまして。
小学3~4年の男の子とお父さんが本当に仲良くお風呂を楽しんでいるのにほっこり癒されたと同時に
「ああ、自分の娘が同じくらいになったらこうしてお風呂に入れないんだなあ」と思ってしまい
少し切ない気持ちにもなった
工場長の電気です。
さて、ファンドでキン肉マンはまだまだ始めたばかりの頃のものになります。
本当に2017年は、恐るべき造形量だったと思います(笑)
ゆるっとうろ覚えで作るファンドでキン肉マン
第8回 ザ・魔雲天 (2017年3月完成)です。
闘わせて魔雲天ドロップでも、立たせて柔道の構えでも良いポーズに。
私的に魔雲天は最初期の丸い目のが好きなのですが、近年・完璧始祖編のようなスタイルにしました。
頭が山の型というか
三角頭をした超人は、後にも何体か作りますが
意外と難しかったりします。
前回のフェニックスでも触れたように、まだ模索しながら、基本というか、このシリーズでの自分の型に辿り着くのはもう少し先。
前々回のプリプリマンは別格のマイナー悪魔超人として、メジャー悪魔超人ではこのシリーズ最初となった魔雲天。
プロレスファンとしては、「七人の悪魔超人編」で、本当に良い意味で最もプロレスらしい試合をした魔雲天とテリーマンの試合は
子供の頃から今も私的キン肉マンベストバウトの一つです。
テリーマンという、超人の中でも人間らしい感情移入が出来る体格や性格
当時はザ・ファンクス、テリー・ファンク人気が凄まじかったが超人の世界ではオーソドックスで
今では古典とも言える往年の素晴らしいプロレス技を使う超人が
人間ではあり得ない巨漢と対戦する。
散々ネタというかお決まりとなった
仲間のピンチを知らせるテリーマンのリングシューズの靴紐が切れたり
ミートくん、キン肉マンのために命を賭けてこの闘いに挑む仲間を侮辱した魔雲天に
怒りのナックルパート。
もちろんプロレスファンなら知っている、ザ・ファンクスvsブッチャー&シーク組を投影。
魔雲天の超重量感を活かした、トップロープからの魔雲天ドロップもプロレスのスリリングさと生身のぶつかり合いを魅せてくれるし
食らってあわや絶命かと思われたテリーマンが、ストレートにプロレスを体現する
ブレーンバスターであり得ない巨漢の魔雲天を倒す。
が、峡谷にワイヤーで吊られた特設リングという性格上
ブレーンバスターの衝撃で落下。
魔雲天はテリーマンを道連れにして、またもやあわや絶命かと思われたが
そこは不屈のテキサス魂、ど根性でキン肉マンのもとへ帰ってくる。
そして「ただいまキン肉マン」
「おかえりテリーマン!」とキン肉マンが満身創痍のテリーマンに飛び付く。
この試合でテリーマンが、ただ優しいだけでなく
人一倍仲間思いでとびきり熱い、不屈の男だということ
技はシンプルで超必殺技はなくとも、それを補って余りあるセリフのカッコ良さ
キン肉マンとの絆、キン肉マンがテリーマンをどのくらい大事に思っているかが
キャラクターとして最大限に描かれたと思います。
だけど
それにはザ・魔雲天という巨漢の悪魔超人と闘ったから生まれたドラマがあって
そのドラマこそプロレスが持つ、熱気と非日常とロマンを最大限に表現しているから
この二人と、この試合が大好きなのです。
お付き合いどうもありがとうございました。