日本人も反省しろ!② | 毒舌クリンゴン~『絶望と諦めの果てに』

毒舌クリンゴン~『絶望と諦めの果てに』

霊障、いじめ、トラブルが解決するのか?巷の霊能者や占い師やヒーリングは効果有るのか?私の体験を通して言える事は、

能天気な役立たずのスピリチュアリズムとお花畑は糞喰らえ!

 

2013年12月のブログ再アップ ※一部加筆

 

 

 

※下記はNHKの「零戦」という番組を視聴した感想を書いていたものです。この頃はまだ日本人だけで作られた番組が有ったと思います。

一部のネット保守達は犬HKと表現し、「八重の桜」など保守にドンピシャの内容だった番組も見ようとせず、誰も応援せず、かえって在日や韓国に仕切られる有様になっているのを少しは自覚しているのでしょうか。

 

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NHKの「零戦」後編を視聴し終わりました。

 

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これが本来のNHKの番組でした。それは、事実だけを淡々と伝え、見る人間に感じさせ、考えさせるものでした。かつて、若いころ、友人が「NHKは冷たくて官僚的な」と表現していましたが、何の感情も乗せず、ありのままを伝えていたと思います。

零戦やその関係者を貶める事も、特攻に於ける一方的被害者としても描いていませんでした。

その為、この後編では尚更日本人の、否、人間の矮小さと浅ましさが際立っていました。

特攻第一陣として出撃し、敵空母撃沈の成果を挙げた一人、大黒さんを、当時は新聞が一面で英雄として報じ、実家には記念碑まで立て、近所は祭りたてた。

ところが、敗戦と同時に、近所の連中は「こんなもん、大勢の人殺しした奴が此処に居たっていう証みたいなもんや。抜かしてもらうで。」

「特攻なんかせんかったら、もっと早うに戦争終わっとったのにな!」

悲しむ両親の目の前で罵倒し、総出で記念碑を抜き取り、廃棄してしまう。
これが人間だ。日本人の戦後の姿だ。


何が日本人の誇りか!誰にそんなことを言う資格が有るか!
過去記事に書いたが、敗戦と同時に、「特攻隊崩れが!」と差別され、仕事にもありつけず、ヤクザになるしか無かった人達。
人知れずこの世から去った人達。

 

アメリカの命令でいきなり態度変えたんじゃ無いだろ!ドンッ

負けた途端に今まで敬う振りしていた相手を貶めたのは、他ならぬ日本人自身だと自覚せよ!

元パイロット達、散華された方達も、どれだけ悔しかっただろうか?

番組の最後で、俳優はこう言った。
「零戦と共に生きた人達の事を、僕は忘れない。」

保守愛国を叫ぶ人間たちのどれだけが、本当に過去を反省しているのだろうか。どれだけ歴史を知って居るのか。

戦後は自衛隊を馬鹿にし、否定していて、今でも悪いイメージしか持っていない人達。国を守る軍隊を否定していたのだ。中学生の頃は、私もそうだった!

みんな同罪だよ!

朝鮮を馬鹿にし、嫌悪するのを正当化する為に、美化するために、英霊を敬う振りすんなよ!

今更靖国参りしたって、そこに居る霊達には、にわか似非愛国者の本心なんて、御見通しなんだよ!

もし、誇りを持つというなら、誇りって何なのか、よく感じてみなさい!
気位(きぐらい)と誇りを混同してはイカンのだ。


人間として真に誇りを持っているなら、他を尊重出来るものだ。
誇りを持つなら、逃げ隠れせず、言うことはぶれない物だ。
その為に命を捨てられるものだ。

そして、同じように命がけで来る相手に、敬意を持てるものだ。

コソコソ陰口叩いたり、安全圏から人々を先導し、けしかけるような真似はしないものだ。
人を裏切らない物だ。


そして、間違いを認めるものだ。
欲望に負けない物だ。

傲慢には決してならないものだ。相手に強制しないものだ。
人の痛みや悲しみを知っている者だ。

弱いもの苛めをしない物だ。
恐怖と対峙して、決して逃げないものだ!



この時代に生きて、敗戦後、突然豹変して大黒さんの両親を罵倒した下衆な近所の連中と同じ事は絶対しないと、貴方は言い切れるのか?