初参加して来ました。
徳島県には渦潮を見に行ったくらいで通過するのみで本格的に降り立つのは人生初。
当日4:00起床 6:00発
レースが昼から開催の為ゆっくりと。
朝は起床後に部屋の拭き掃除と掃除機かけや排水掃除などもして心を清めておいた。
今回は阪神高速を利用
この日は神戸マラソンの下道交通規制の為か、
それなりに混み合いながらも現地には9:00時前に到着した。
寒いと思っていたが思いの外暑く20℃近く
アップ中には滝汗が噴き出るほどであった。
アップの感触としてはかなり良く心拍も(良い意味で)上がりやすくパワーも普段より高い。
11:00の開会式までは仲間との談笑。
皆んな清々しい表情で気合が入っていた。
12:00からレースはスタートした。
〜レース〜
今レースは10秒ずつの個人TT形式。
特に展開はないため簡潔に。
出走からマイペースに刻んでいく。
このコースは勾配変化に富んでアップダウンも出てくる。
急勾配区間も続く為、上げすぎない範囲でギリギリを攻めて踏んでいた。
自分のスタート前に重量級クラスや高年齢クラスが出走していたため、スタートから等間隔で前走者をキャッチしながら走ることは新鮮でとても気持ちが良かった。
スタートから7分ほど経過して、
自分の二つ前のゼッケン番号の選手を吸収。
そのまま着かれたが回す気も全くなさそうで
ずっとツキイチだった。
今回は特に強調する事にメリットを感じなかったので、「どうぞ乗車していって」という感じで特に先頭交代を要請することも無く走っていた。
10分近く同じ状況だった。
正直気味が悪いなと感じつつも、
スタートから20分辺りで迎える平坦区間まで自分が先行して走り続けた。
平坦が終わってからの登り
なんとここでアタック気味に掛けられる。
今まで回さなかったのにここでアタックするか?と思った。
3mほど開いてそのまま等間隔で進んだ。
ここで逆に着こうとしたが、珍しく左大腿にハリを感じ吊りかけていた。
こんなところで吊っては水の泡。
丁寧なペダリングを心がけて、少しだけ負荷を落として追走。
最終の折り返しからは500m 10.1%
ここで本日初めてのダンシングを解禁。
『ラストだから全開で踏め』と
『ここで吊ったらいけない』の
狭間で、全開ダンシングまではいかないソフトダンシングで踏める限り踏む。
じわじわと車間が開きながらもなんとか踏んでいった。
結局、最後の最後まで追走しきらず、ラストはさらに差を付けられてゴールした。
しかし自分が20秒ほど後発であったため、勝ちは確信していた。
〜リザルト〜
年代2位 総合2位
山頂でラップクリップ速報で知り合いが教えてくれた。先述の方には無事先着していた。
たくさん前走者をキャッチして、誰にも抜かれていないから優勝かと思っていたら、先発で自分より46秒も速い方がおられた。
このタイム差はどうあがいても無理だ。
それでも自分もこの日できる全力を出し、
完全なる力負けで逆に気分が良かった。
伺うととても有名な方で、ロードレースも熟されるエリートライダーさんでした。
少しお話もさせて頂き、謙虚な方で好印象でした。
〜考察〜
序盤から感触・感覚も良く、周りを見る余裕もあり、しっかり実力は発揮できてよかった。ただ後半に吊りかけた事は珍しく、この辺りは原因を追求しなければならない。
普段はダンシングを多用してワットを落とさない様な走りをしがちだが、今回はほぼシッティングで落ち着いて丁寧に回せた事もよかった。
閾値心拍に入ってからの、もう一段階のギア上げが苦手だと感じた。今までTT形式での走り方しかしてこなかったゆえの結果だが、今後チャンピオンクラスを見据えるとそれではいけない。この冬の課題も見つけることが出来た。
今年は全体を通して、30~40分のレースで後半ビルドアップになる走法をするよう取り組んでおり、その結果はしっかり出せた。しかしこの出力値が一時間レースに反化できるかと言えば、現時点ではNo。ここも今冬にアプローチしたい。
〜後談〜
小久保さん
京阪神では超有名な「スーパーレジェンド」
退職された今も仕事をされながら家族の介護をされ、その合間でコツコツ頑張っておられた。
今日も45分のベストパワーを更新との事。
また新たな歴史が見れました。
マスケンニキ
同世代の戦友。
昨年の白馬ヒルクライムで初めまして
そこから律儀にSNSでメッセージをくれ励まして下さる出来男。
とても真面目で向上心があり、会うとトレーニングやモチベーションについて沢山質問して下さる。
同世代でライバルではあるが、こんなにも探究心が強い方には自分が伝えれる事は何でも伝えたいと思う。
ジュンさん
徳島の暴れ馬。
超感覚派で勿論今回もサイコン・パワメ・靴下なし。このレース直前には5kmランニングで20分切りを達成するなど、Over50でも日々成長する努力人。この人の練習を見たらゾッとすると思う(褒)。
この人が素晴らしいところは
『1度の失敗から2鳥も3鳥も学ぶ』こと。
昨年の野呂山レース開始前に『今年は勝てなくてあかんねん』と言われていたが、その野呂山レースでは全てを改良して復活優勝。今回のレース前にも同様に、『今年は周りが強くて勝ててないねん』と言われていた。
しかし蓋を開けると
年代(ぶっちぎり)優勝
おまけに総合3位
“失敗は成功のもと”とは言うが
殆どの方は失敗を活かしきれない。
この方の失敗は
確実に次に繋がる『収穫のある失敗』
それをできる人だと知っていたから、このレース前の言葉にも全く不安を感じなかった。恐らく優勝されるだろうと予測していた通りであった。
漫画に書いた様な展開ばかりをトレースされるジュンさん。同じ名前で光栄です。
ジュンさんからは、『大阪のジュンちゃん』 と紹介していただきました。この名に恥じない走りを、私も遂行していきたいと思いました。
〜あとがき〜
今年のヒルクライムはこれにて終了。
今年もケガなく無事に過ごせました。
結果的には9戦全表彰台と納得のいくシーズンでした。
結果を出せるようにはなったが、決してフィジカルが爆増したわけではない。むしろ微増。変わったのはマインドの持ち様。
我々ホビーレーサは、自転車で速く走れてもそれが生産性には繋がらない。速く走れることで、地位・名誉・給与も上がるなら速さを求めても良いと思う。
自分も昔は速さだけを追求していた日々があった。その時は毎日が苦しく、「なぜこんなことをしているのだろう」と日々自問していた。
仕事・私生活を基盤に、あくまで自転車は趣味であることを再確認してから取り組みが変わり、出来る範囲で出来ることを取り組むようになった。(昔は本当に無茶しまくっていた)
常にどんな時も「今楽しんでるか?」と自分に問い、楽しむことを第一に、同時に仕事や私生活も「充実できているか」を併せて考える。
仕事や私生活がうまく行きだすと、自然と自転車も頑張ろうと思えてくる。このお互いの天秤がしっかり釣り合うようになってから、どんどん結果が出るようになっていったと思う。
仕事ではそれなりの立場となり、以前よりやりがいも達成感も充実感も大きくなった。すると今まで熟せなかったワークアウトにも自ら挑戦するようになった。昔は嫌々取り組んでいたことを今では積極的に取り組む。
「やらなければならない」から「やってみたい、やってみよう!」と肯定的にとらえれるようになった。それが結果に繋がったのだと思う。
今では仕事でも、「もっとこうしたい」という発想がバンバンわいてくる。良いサイクルだ。
趣味を遂行して心身ともに疲弊して壊していては何をしてるか分からない。今後もこのサイクルを守りながら、少しづつゆっくりゆっくりと続けられたらいいなと思います。
読んでくださりありがとうございました。










