今期ヒルクライム初戦でした。



とその前に5/3にロードレースに出ました。

同じ岡山サイクル協議会主催の中山サーキットでの中山ロードです。








ここは簡単に写真で語ります。



元々昨年のように伊吹山からのシーズンスタートでも良かった訳ですが、この時期はスギ花粉の影響をもろに受ける事や寒さもあり今年はパスにしようと思ってました。




しかし、別にレースに出なくても練習目的で走ったらいいかとやっぱり伊吹山にエントリーしようとしたら2日で定員オーバーに(笑)



出ない方が良いとの神のお告げと一旦は引っ込んだのだが、

となると5月末の初戦では少し遅い気もして、その前に何かないかと探してひょんな事からロードレースに出ました。




同行して下さった方は今年から月一で練習に付き合って下さる人生の先輩。私の師匠にとても似ている人間的にも崇拝できる方で、チャリに乗らなくてもいるだけで勉強になり楽しい。





今回は同行・運転いただき本当にお世話になりました。ありがとうございました。





レースは殆ど先頭を走ってラストは大学生に刺されて終了。楽しかったです。











5/26 西粟倉ヒルクライム


この日は久々の1人遠征。

いつもの通り殆ど寝れずで3:45起き5:00発

途中忘れ物に気付いたが一先ず走れるのでそのままGoした。最先が悪い。

現地に7:30に着くとほぼ満員で皆さん意識が高い。






現地は肌寒くローラー前にコースを少し試走した。

スタート2時間前からはローラーでいつものアップメニューで心拍を確認してレースへ。






スタートリストを見て、お1人別格の方がおられた(今回総合優勝の方)

この方はE1やチャンピオンクラスで表彰台に立つようなお方であり、力量差がどれ程のものかは伺えたので無理せずマイペースに行く事に決めていた。

(この辺はクレバーになれない性分なのでコレで良いです。)





10:26スタート

スタートはかなりマイルド。

少しは展開を作ろうと先頭に出たタイミングで105%ほどで踏む。

そこから2人程抜け、それを追う形のパック(プロトン)が続く。




プロトン内ではひたすら先頭で一度も後ろは見なかった。(だから後ろの状況は分からなかったが、後々聞くとこのまま独走になっていた)

パワーも心拍も非表示で感覚のみに集中した。




そのまま2人逃げの背中が見える範囲での追走が7分程。

ここでようやく2人抜けの1人を拾う。

(ここでもうひと方はそのまま単独ゴールで総合優勝。前評判通りの実力で素晴らしい)





拾った方の呼吸音が激しかったので、コレはそのままキレると悟った。(5分後にキレた)

なので、自分がここで無理に上げ下げしたり千切に掛からず、行けるところまでは利用させていただく事に(サイコパス)





単純な登り区間が約22分程続き、

その後それなりの下り区間がある。

しかも林道区間なので安全面には十分配慮する。

走り屋さんが事故されたと思われるガードレール痕もあるので慎重に慎重に。





下りは約1分半程。

普段使い慣れない下ハンは持たずに上ハンで、目線は曲がる方向のみをみて(YouTubeで勉強)

高齢クラスからスタート開始のため、この区間で相当な人を交わす事になる。

『通りまーす』と何度も声をかけながら下りきり、

無事にクリアしたあとはまた激坂区間を丁寧に回す。






下りに入る前には単独となっていた為、意外に冷静に感覚に注視しながらラストまで。






結果、単独でゴール

33:53 

総合2位。






年代では優勝となったが、

総合1位の方が同カテゴリーで繰り上げ総合優勝となったため、

棚ぼたのカテゴリー優勝でした。






今回のデータを昨年と比較。

昨年↓








今年↓









風などの環境因子もあるがそれを言い出すと比較対象が多過ぎバイアスもかかる為

個人因子のみで考察すると


ダンシング時間 

今年 1:25s 317w

昨年 3:37s   348w


と比較して時間が少なくパワーも低い。




自分の走法は、ダンシングでリズムを掴んでペースアップして行くはずが、今回は出来なかった。

実はコレにはしっかりと要因があり、その週の木曜日に行ったコレが効いた。



普段月に10kmしか走らないのに、ここぞのタイミングで一回で10km走って、しかも自分的には頑張ってしまってベストを出してしまう。



『余計な事は大会前にするな』

のお手本でした。

なぜこういう過ちを何度も何度も繰り返すのか。

自分でも理解不能(笑)

これは共存していくしかないのかな?




実際、ダンシングで下肢のハリが強く、中々踏み込まずに心拍も上げきれなかった。

コレが最大の敗因。




もう2度とレース前にランニングなんかしない。

神に誓いました。





ケイデンスに関しては、昨年82bpm→86bpmと、今冬課題にしたケイデンスがメーターを見ずに身体に染み込んでいて良かった。




昨年よりもタイムを落としての結果となってはしまったが、明確な敗因と今後への課題・修正点がしっかり得られて個人的には満足。




失敗は誰でもする。

その失敗を繰り返したり、無駄にする事がいけない。





次はもっとしっかり調整出来る自信があるし、

もっと良い結果が出るでしょう。










後談

主催の岡山県サイクルスポーツ協議会の方々と密にお話させていただいた。

ここの大会はアットホームで運営と参加者との距離が近く応援したくなる。



エントリー費はなんと3500円。

こんな格安で山頂では蜂蜜ジュース・下山後は和菓子セットをいただける。

参加賞には米粉のホットケーキミックス。

希望者には100円で地元カレーのおもてなしもある。



伺うと赤字で相当厳しいよう。

「エントリー費上げていいですよ!」

とつい咄嗟に要らぬお世話様を。



自分はこの運営陣が好きで参加している部分もあります。顔と名前も覚えていただけました。

この秋も、来年も、都合が合えば継続的に出たいと思ってます。



コロナ禍も乗り越えて20年近くも長くされてる運営の方には感謝でいっぱい。


今後もよろしくお願い致します。