テオ・ヤンセン展 | Ju Design 建築設計室 のこんなこと

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あったこと、考えている物事などなど綴ってます。

年始のあいさつから投稿が滞ってしまいました。

年末年始にかけて色々とできごとがあったのですが、

時系列がぐちゃぐちゃになるからとか、

まとまりの無い内容になりそうだと思って

書こうか迷っているうちに時間が流れてしまいました。

こういう時はだいたい頭の中が凝り固まっているので、

頭をほぐす為に書き損ねていた古いネタを書こうと思います。

そこでなんとなく頭に浮かんだ

8月に行ったテオ・ヤンセン展を記事にしようと思います。

 

 

美術館や博物館にはたまに足を運んでいるのですが、

正直芸術には疎くて目的はいつも建物です。

ただこの展覧会は別で、本物を見てみたい!という思いで

津まで片道2時間以上の道のりを家族を巻き込んで行ってきました。

 

 

テオ・ヤンセンを知ったのは何年前かわかりませんが

CMで海岸線を歩いている奇妙な物体を見たのがきかっけだったと思います。

 

 

知識はほぼ無い状態でしたのであらゆる面で衝撃的なものでした。

まず受ける衝撃はデカイこと。

 

 

この大きさが実際に動くところを実演しているのでものすごい迫力。

これらは「ストランドビースト」と呼ばれ、

オランダ語の砂浜・生命を合わせた造語とのことです。

 

風を受けて動くものだと思っていたので、

実演の時にどうやって動かすのかと思うとコンプレッサーを使用していました。

というのも動力源は圧縮空気で、

空気がシリンダーの中のピストンを動かしているようです。

この圧縮空気を溜めることを羽根の動きで行っているみたいです。

空気を送るチューブがより生命体のように感じさせています。

 

 

単純に羽根が動いてカムシャフトのようなものを回転させて、

足を動かしていると思っていたので驚きました。

 

 

ストランドは砂浜という意味ですが、

ストラクチャと言葉が似ているので構造体という意味でもしっくりきそうです。

 

 

本体はプラスチックチューブを折ったり曲げたりしてできているので、

そのキャシャな感じがより生命のような印象を与えているように感じました。

 

圧縮空気を使わずに手で動かすことができる単純なものもありました。

 

 

実際に触れて動かすこともできて貴重な体験でした。

 

 

またこの似たような姿以外にも空中に浮いているものや、

 

 

別の材料で造られた生命体はどうなるのかといったモックアップもありました。

 

 

テオ・ヤンセンのストランドビーストは、

芸術という難しいものを素人でも

直感的に面白いものととらえることができるように感じます。

それをなんとなく記事にしてみたいと思いました。

 

僕は特に現代芸術を見た時によく思うのですが、

理解しようと説明を見ても「?」が取れなかったり、

「え?」とか「で?」と思ったりすることが多くて。

とにかく解らないことがほとんど。

これは自分に芸術性が無いんだなと判断されるのだろうと思います。

特に本とかでも字を読むのが苦手な人間なので、

ほとんどのものを直感で判断してしまうところがあります。

 

そういった分かり易さからなのか、

未だに忘れない衝撃を受けた作品があるのですが、

それはパリのオルセー美術館で見たゴッホのひまわり。

芸術性の無い僕が死ぬまでにまた見たいと思う作品の一つです。

近くに行くことがありましたら是非見てみてください。

 

僕は結構建築の本とかも写真を見るだけのことが多いです。

建築の場合は経緯というか内容が大切なことがほとんどなので、

そういった癖を直さないとと思っているのですが文字が苦手で未だにダメです。。

これを肯定するためにこの記事を書いたわけではありません。

ただ、最近講演会谷尻誠さんの話を聞いたのですが、

その中で写真を撮るセンスも無いと建築のセンスも無いというようなことを言ってました。

まさに感覚を磨くことが大切だということだと思います。

そういった感覚的に感じるというようなものも、

日々大切にできたらと思います。