米タイム誌の「影響力ある100人」、米大統領など選出
ニューヨーク発、ロイター通信によると、10日発売の米誌タイム最新号で、今年で2度目となる「世界で最も影響力のある100人」の発表が行われた。
同誌関係者がロイター通信に語ったところによると、昨年は政治的影響力の強い人々が選ばれる傾向が強かったが、今年は道徳面で影響力を持つ人々が選出されたという。
政界からはブッシュ米大統領やウクライナのユーシェンコ大統領、宗教界からはローマ法王ヨハネ・パウロ2世の葬儀を主宰したドイツ出身のラツィンガー枢機卿などが入った。
芸能界から選ばれたのは、先日引退を表明した米ラップ歌手JAY-Z、洗練された主婦のライフスタイルを提案しているマーサ・スチュワート、映画「華氏911」でブッシュ政権を批判したマイケル・ムーア監督など。
実業界からは、携帯用音楽端末「iPod」を爆発的にヒットさせたアップル・コンピュータのスティーブ・ジョブズ氏などが入った。
出所したばかりのマーサ・スチュワートが入っているのには驚いた。