Yahoo!知恵袋にて、私が回答させて頂いた内容です。
ただ、徒(イタズラ)な、自慢話では決してありません。
この回答を私なりに調べ、まとめた事で、
自身の勉強にもなりました。
質問者様には、逆に感謝致しております。
また、大変良いご質問でありましたので、
ブログを通じて、公開に踏み切りました。
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【ご質問】
パーキンソン病について詳しい方、お願いします。
①パーキンソン病の過去に行っていた治療法
②今後期待されている治療法
③今後の処置についての課題
詳しく教えて下さい。
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以下の私の回答で、
BA(ベストサンサー)を戴きました。
……………
そういえば、かの有名な、
映画[バックトゥザフィーチャー]の主演
マイケルJフォックス氏も、
重いパーキンソン病に患かられ、
闘病生活を余儀なくされていますね。
では、私の知る範囲で回答させて頂きますね。
■:①パーキンソン病の過去に行っていた治療法について…
▼【回答】
⇒過去から現在に至るまで、
一般的なパーキンソン病に対する治療は、
運動症状や精神症状、
自律神経症状に対する
・症状の緩和
・症状の進行を遅らせる
といった『対症療法』がほとんどです。
まずは…
●:【薬物療法】
◇ドーパミン補充療法
ドーパミンの前駆物質である
『レボドパ』という薬を投与する。
“レボドパ”は、
1960年代に臨床応用されて以来、
薬物治療のスタンダード薬です。
しかし、長期にわたる服用による様々な副作用
・突然薬の効果がきれ体が動かなくなる
・内服直後や時間がたった時に効果が突然切れる
・ジスキネジアといった副作用(運動合併症)が報告されています。
その他の薬物療法としては…
◇抗コリン薬
(アーテン、アキネトン、トリモール)
◇ドーパミン放出促進薬
(シンメトレル)
◇ドーパミン受容体刺激薬
(麦角系:パーロデル、ペルマックス、カバサール、非麦角系:ドミン、ビ・シフロール、レキップ)
◇ドーパミン分解抑制薬(エフピー錠、エフピーED錠):MAO B阻害薬とも呼びます。『レボドパ』と併用します。症状の進行を抑えます。
◇COMT阻害薬
(コムタン):レボドパ分解する酵素「COMT」を阻害し、
レボドパの効果を持続させる薬です。
レボドパと併用します。
◇ノルアドレナリン補充療法
:すくみ足の改善(ドプス)
次に…
●:【リハビリテーション】
様々な運動療法が、
リハビリテーションとして行われており、
病状に合わせたより専門的なトレーニングと合わせて、
症状の軽減や苦痛の緩和に有益な治療となっています。
そして…
●:【手術による治療】
薬とリハビリを補充する治療としての【手術】があります。
【脳深部刺激療法】と呼ばれる、
電気刺激を行うための電極を、
『脳内』の目標部分に挿入する手術です。
しかし、常に外部バッテリーを所持する必要がありますし、
例えば、『手のふるえ』を止める、などといった、
あくまでも【対処療法】であり、
原因を解決するための手術ではありません。
つまり…
『治癒』を目的とした手術ではないので、
全ての患者さんに勧める方法ではありません。
………………………
■:②今後期待されている治療法
▼【回答】
⇒神経変性の機序が明らかになるにつれ、
近年
◇『遺伝子治療』や、
◇『神経幹細胞』による治療の研究が飛躍的に進歩しています。
近い将来、これらの
【根本的な治療法】が実現する可能性は大きく、
大いに期待されています。
●:【遺伝子治療】
:無毒性ウイルスを利用して、
ドーパミン遺伝子を、
パーキンソン病の患者さんの『脳』に導入する方法 。
●:【神経幹細胞移植】
:神経細胞を発生させる『もと』になる細胞(神経幹細胞)の中から、
「ドーパミン作動性神経細胞」を
『脳』に移植する方法。
これらが、根本的な治療法になることが期待されています。
………………………
■:③今後の処置についての課題
▼【回答】
⇒パーキンソン病は、
それ自体で生命を落とす疾患ではありません。
パーキンソン病の患者さんの死因としては…
疾患上の闘病生活となった場合の、
“身体機能低下”による…
◇『感染症』
(下気道感染や尿路感染)
◇『転落による外傷』などが原因となることが多い。
『運動症状』を改善させる治療法が進んだために、
生命予後は改善しているとみられます。
しかし、
◇身体機能の低下
◇薬の副作用
◇根本的な治療法
◇保険適用に関する問題点
◇新薬の開発など
【総合的】な検討課題を追求し、
パーキンソン病を完治させる研究が大いに進められ、
それらが、
【実践的な治療法】として、認可されることが
一日も早く望まれることであり、
治療課題と言えると思います。
しかし、これは…
パーキンソン病に限った事ではなく、
その他の難病、重篤な病気
全てに対して期待される事だと思います。
長文にわたる回答、大変申し訳ありませんでした。
私に出来る限りの回答をさせて頂きましたが、
少しでもご参考になれば、幸いです。
上野山智幸
Tomoyuki Uenoyama
