本年度の資格試験より。第6問目。



〔問題〕「全ての人のためのデザイン」の意味であるユニバーサルデザイン(UD)は、高齢化社会に向かい重要度を増しているが、次の記述のうち、「UDの7つの原則」に含まれないものはどれか。


  1.必要な情報がすぐに理解できること


  2.「危険」は赤、「安全」は白を基本とすること


  3.使う上で自由度が高いこと


  4.使い方が簡単で、すぐ分かること





商業施設づくりにも重要な要素の「ユニバーサルデザイン」に関する問題。



問題の解答(最も不適当なもの→UDの7つの原則に含まれないもの)は、2.となります。


UDの7つの原則は次のとおり。

 ・公平に使えるデザイン

 ・使用上の柔軟な対応のできるデザイン

 ・簡単で直感的に使えるデザイン

 ・認識しやすい情報が提供されているデザイン

 ・誤った操作をしても問題のない、また誤操作を起こさないデザイン

 ・身体的負担の少ないデザイン

 ・アプローチしやすく使用しやすいスペースとサイズが確保されたデザイン


言い回し方はいろいろとありますが、以上のことから、「公平」「柔軟(自由度)」「簡単」「認識(理解)」「誤操作を起こさない」「身体的負担の少ない」「スペースとサイズが確保」がキーワードと言えるかもしれません。