飲み屋にて | マダオのパチスロ旅日記

マダオのパチスロ旅日記

ブログの説明を入力します。まじでだめな大人マダオのスロット旅日記

今日の収支プラス2万1千円。今月の収支プラス37万8千円



今日も稼働を終える。歩き回って疲れた身体が喉の乾きを訴える。その訴えに応えるように俺はビールを求めて一軒の飲み屋の暖簾をくぐる


いらっしゃいー。威勢の良い心地よい声が俺を出迎えてくれた。店内の雰囲気も悪くない。一見さんお断り的な様子もなく、旅人が一人で酒をちびちびやるにはもってこいの店に思えた。


とりあえず生ビールを頼む。黄金色の液体を枯れた喉に注ぎ込む。喉はたちまち潤い体内に歓喜と言う名の美味さが溢れかえす。



俺は一言うめーと言わずにはいられない


お通しのキャベツが出てくる。キャベツを胡麻油であえている





キャベツのパリッとした感触が口元を襲いそれを追撃するかのように胡麻油の豊かな風味が鼻孔をくすぐる。その何とも言えぬ素晴らしい攻撃をしっかりと受けとめてビールを流し込む


俺は一言うめーと言わずにはいられない


ビールを飲みながらその日の稼働を振り替える。俺がいつも欠かすことのない日課である。



今日は新おにの宵越し1180と戦コレの当日870と言う結構なお宝台を拾えたな。華麗すぎるだろ今日の俺の立ち回り。日本で一番スロット上手いんじゃないの俺?だがしかし朝にマイジャグの2000回転ほどで合算110分の1の台を打っている時間と金がもったいなかった。マイジャグに設定入れてる店とは言え何の根拠もなしに2000回転ほどの合算狙いはやはり駄目だな。設定狙いで言うとまるで駄目だよ俺


今日の俺の立ち回り65点


とその日の自分の稼働にビールを飲みながら点数をつける時間帯が好きだったりもする。


いつもの儀式的とも言える日課をこなしているとこいつが出てくる








鶏である。雛鳥と親鳥が選べるらしい。雛鳥はジューシーで柔らかくて食べやすい。親鳥は身がしっかりしていて味もしっかりしているとの事。俺は親鳥をチョイスする。


もぐもぐもぐ


鳥の本来の肉質が食感を唸らせる。鳥の本来の味が舌を唸らせる。大地が生み出した鳥と言う恵みに感謝せずにはいられない



俺が一人でビールと鳥を楽しんでいると20過ぎの仕事終わりのOLが俺の横のテーブルに座る。30過ぎのおっさん一人vs20代前半のOL4人組の戦いが幕をあけた瞬間であった



おいおい小娘ども。こちらと一人で今日の稼働を振り返りビールと鳥の恵みを楽しんでいるんだぜ。黄色い声で騒ぐのだけは勘弁なと睨みをきかせる


俺の睨みがきかなかったのか小娘どもは案の定と言うべきか黄色い声でわいわい騒ぐ。まったく困ったものである。騒ぐのはベットの上だけにしてほしいものだ


どれどれと小娘どもの黄色い声に耳を傾ける。小娘どもは最近職場に入ってきたイケメン君の話題で大盛り上がりである。


まったく困ったものである。イケメンの新人ってだけで小娘どもが大盛り上がりするのだ。世の中間違っている。もっと他に話題にあがるべき対象がいるはずだ



どうやらその新人のイケメン君はうめはら君に似ているらしい。うめはら君って誰?おじさんにも分かるように話してくれないと困るなー


うめはら君を弟にしたいと大盛り上がりである。


俺は聞きたい。切実に聞きたい。彼氏じゃなくて弟なの?それはやはり年下だから?職場の後輩だから?


うめはら君仕事も出来そうと騒いでいる。


ちょっと待てー。イケメンだから仕事出来るかと言えば大間違いだから。反論したい、その意見に切実に反論したい。


うめはら君以外入社してきた男はろくな男いないねーと黄色い声で騒いでいる


まったくもって世の中不公平だ。イケメンのうめはら君以外の男代表としてこのOLどもに制裁を加えてやりたい。その前に一言だけ凄く聞きたい事がある


そこまでよいしょしているうめはら君とはやはりセクロスは出来るのか?聞きたい。その事に対して本音を切実に聞きたい。


このOLどもにマイクを持ってうめはら君とはやはりセクロス出来るのですか?とマイクを頬にグリグリしながら質問したい葛藤に駆られながら飲み屋の夜は更けていく