ロシア軍は「キエフ包囲失敗」 英国防省の戦況分析 | 戦車兵のブログ

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キエフは東ヨーロッパにおける最古の都市で、キリスト教の聖地の一つである。

 

20世紀中にウクライナ人民共和国、ウクライナ国とウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都であり続けた。

 

日本で例えたら古都京都みたいな歴史ある都市だ。

 

想像してみよう京都にミサイルを撃ちこみ、大切な日本の文化財も都市も破壊されたらと考えたら・・・・それだけでも許されない、ウクライナのキエフに攻撃し極悪なことをしたのがロシア軍だ。

 

そのキエフをロシア軍は包囲戦を展開したが英国防省は包囲戦は失敗と分析したらしい。

 

 

ちなみに、ウクライナの首都の呼称「キエフ」(Kiev)がロシア語の発言に由来しているとして、ウクライナ語の「キーウ」(Kyiv)に改めるべきだとする動きが日本国内でも活発化してきた。

 

自民党の外交部会などの会合でも、「キエフ」が「侵略している側」の表記だとして、「キーウ」にすべきだとの声が出た。

 

ウクライナ外務省は18年に「KyivNotKiev」(キーウはキエフではない)と題した運動を展開。ニューヨーク・タイムズやBBC、CNNが「キエフ」の名称を「誤って」使用したとする事例をSNSで指摘し、注意喚起した。

 

この運動の後、これらのメディアは「キーウ」を使用するようになった。

 

 

米国政府で使用する外国の地名表記を決める米地名委員会(BGN)は、06年に「キーウ」の使用を認め「キエフ」との併用が続いてきたが、19年に「キーウ」のみを公式の表記にすることを決めている。

 

以下共同通信社より転載

 

 

 

 

 【ロンドン共同】英国防省は29日夜、ロシア軍がウクライナ側の度重なる反撃を受け、目標としていたウクライナの首都キエフの包囲に「失敗したのはほぼ確実」との戦況分析を公表した。

 

 ロシアがキエフなどでの軍事作戦を大幅に縮小すると表明し、キエフ周辺からロシア軍の一部が撤退し始めたと報じられたことについては「ロシア側がこの地域での主導権を失った事実を受け入れたこと」を示している可能性があるとした。

 

 その上で、ロシア軍は今後、これまでキエフなどに投入していた戦力を、すでに攻勢を強めているルガンスク、ドネツクの東部2州に転用する可能性が高いと指摘した。

 

 

                                                 (共同通信社)

 

 

ロシア軍は戦略的に首都を陥落できなかったことが失敗となるのか、それとも戦略的にはロシアの思い通りになったのかは判らない。

 

ウクライナを焦土と化し、親ロシア政権を樹立して傀儡国家にはできなかったにせよ、占領した地域をウクライナから独立させウクライナに痛い目に遭わせてNATO加盟を阻止しウクライナの思い通りにさせなかったことで「大勝利」と判断したのかも知れない。

 

ロシアはそういうことを平気でする国だ。

 

核兵器もある、だからロシアに媚び諂いロシアに逆らわず仲良くした方がいい?

 

 

私はそうは思わない、そうロシアや支那、朝鮮半島人に思わせたら日本に侵攻しミサイルを飛ばして脅す国が出て来るだけだ。

 

もし、憲法九条で戦争を放棄しているから他国に侵攻されても降伏して抵抗しないとなったら本当に日本国民は平和で幸せになれるのか?

 

そんな幻想は思っても他人に押し付けないで貰いたい。

 

私は、もし日本に日本に仇なす国が侵攻して来たら必ず戦い決して降伏なんてしない。

 

戦わずに日本の国土も日本人の生命財産を守れる訳がないのだ。

 

戦わなかったらキエフの被害が少なかったと思う奴はバカだ。

 

戦わなかったら国が無くなり、主権も自由も無くなり交渉すらできなくなるのだから。