テレビドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」は下手な戦争映画よりお金がかかった戦闘シーンがある。
戦闘シーンには戦訓ともなるようなシーンも数多くある。
ある街を攻略する空挺部隊。
街に斥候に出た空挺兵はドイツ軍戦車を発見する。
タイガー戦車だ。
それを後続のイギリス軍戦車部隊に知らせる。
しかし、イギリス戦車兵はドイツ軍戦車を発見できずに・・・・そのまま進む。
巧妙に偽装したドイツ軍戦車の待ち伏せ攻撃。
ここでの教訓はわざわざ他部隊の兵隊が情報をくれたのに戦車兵はその情報を確認せずに攻撃を受けたこと。
私が指揮官なら戦車を安全なところまで後退させてから下車偵察して確認し空挺部隊と協同して街を攻略する。
歩兵と戦車がバラバラに行動したら味方に被害が出ることもあるし、それが他国の部隊ともなれば各自で各個に攻撃しては同士討ちになり不効率だ。
協同すれば戦車にとっても歩兵にとっても頼もしく効率が良い。
せっかくの情報も確認もせずに生かさなければ自らの命も部下の命も危険に晒すことになる。
下車偵察はとても大事なのだ。