令和3年度機械化部隊戦闘訓練(AC TESC) | 戦車兵のブログ

戦車兵のブログ

元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
ブログの内容・文章・画像を許可無く無断転載を禁じます。
悪質な場合は著作権侵害となりますのでご注意下さい。

 

 

AC-TESCとは近接戦闘訓練のことである。

 

AC-TESCとは、戦車部隊を基幹とし、火砲やヘリ等、他職種を増強した部隊が、交戦訓練装置(砲弾や銃弾の代わりにレーザー光線を発射・受光する装置)を隊員・車両等に装着し、損害や負傷等の状況が、現地においてリアルタイムで生起する実戦的環境下で行われる訓練である。

 

 

AC-TESCには受閲部隊としても仮設敵部隊としても参加した経験がある。

 

普通科のTESCも配属部隊として参加したが・・・・・大きな事故が私達の訓練後に起きた・・・・。

 

TESCについて語るといろいろあるのだが・・・・。

 

 

交戦装置を使った訓練はある意味サバイバルゲームのようだし、戦車等を使った戦車戦のリアルなゲームのようでもある。

 

訓練時間も短いし・・・・・。

 

それだけに真剣勝負とも言える。

 

昔の空包を使った演習だと「無敵戦車」が現れ指揮官陣頭で幾ら撃っても撃破にならずってこともあった。

 

撃たれたら撃破されないとね訓練にならないよ。

 

演習も時代で確実に進化しているのは間違いない。