本物のドイツ軍のティーガーIが登場する戦車映画「フューリー」。
連合国にとってティーガーIは戦場では脅威であった。
フューリーでも米軍戦車1個小隊にティーガーIは単車で戦車戦を挑み3輌を撃破している。
単車で行動しているドイツ軍ティーガーIも大胆だが、戦車1個小隊に攻撃する戦車兵魂は万国共通だね。
戦争映画あるあるだが、ティーガーIは連合国軍側の部隊に脅威として必ず描かれてもティーガーIは最後には撃破されてしまう。
ハリウッド映画もソ連・ロシア映画もそこは万国共通なのだ。
ドイツ軍は交差点を通過して攻撃してくる可能性が高いことから、ウォーダディーの率いる戦車小隊はその交差点の保持を命じられる。
小隊は行軍途中、1両のティーガーIと遭遇する。
戦闘の末、ティーガーIの撃破に成功するものの、その過程で味方4両のうち3両が撃破され、フューリーのみが残る。
加えて車上無線機が破損して使えなくなり、支援を要請することも不可能となった。
世界で唯一駆動可能なティーガー戦車であるティーガー131は、ボービントン戦車博物館より貸し出された。
現代の戦争映画でティーガーIが使われるのは初めてのことであり、131は2009年から2012年のあいだにランニングコンディションに唯一レストアされた。