映画で観る戦車戦 | 戦車兵のブログ

戦車兵のブログ

元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
ブログの内容・文章・画像を許可無く無断転載を禁じます。
悪質な場合は著作権侵害となりますのでご注意下さい。

 

本物のドイツ軍のティーガーIが登場する戦車映画「フューリー」。

 

連合国にとってティーガーIは戦場では脅威であった。

 

フューリーでも米軍戦車1個小隊にティーガーIは単車で戦車戦を挑み3輌を撃破している。

 

単車で行動しているドイツ軍ティーガーIも大胆だが、戦車1個小隊に攻撃する戦車兵魂は万国共通だね。

 

戦争映画あるあるだが、ティーガーIは連合国軍側の部隊に脅威として必ず描かれてもティーガーIは最後には撃破されてしまう。

 

ハリウッド映画もソ連・ロシア映画もそこは万国共通なのだ。

 

 

ドイツ軍は交差点を通過して攻撃してくる可能性が高いことから、ウォーダディーの率いる戦車小隊はその交差点の保持を命じられる。

 

小隊は行軍途中、1両のティーガーIと遭遇する。

 

 

 

戦闘の末、ティーガーIの撃破に成功するものの、その過程で味方4両のうち3両が撃破され、フューリーのみが残る。

 

加えて車上無線機が破損して使えなくなり、支援を要請することも不可能となった。

 

 

世界で唯一駆動可能なティーガー戦車であるティーガー131は、ボービントン戦車博物館より貸し出された。

 

現代の戦争映画でティーガーIが使われるのは初めてのことであり、131は2009年から2012年のあいだにランニングコンディションに唯一レストアされた。