ドイツ装甲擲弾兵(パンツァーグレネーダー)のリトアニアでの軍事演習 | 戦車兵のブログ

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リトアニアに展開中のドイツ陸軍・第10装甲師団・第12装甲旅団・第122装甲擲弾兵大隊(パンツァーグレネーダー大隊122 / 機械化歩兵)の軍事演習の動画。

 

 

第10装甲師団は、ドイツ連邦陸軍の師団のひとつ。

 

バーデン=ヴュルテンベルク州ジークマリンゲンに師団司令部を置き、師団の部隊は主にノルトライン=ヴェストファーレン州、リップシュタット、ウンナおよびデュッセルドルフに駐屯している。

 

 

 

師団は欧州合同軍を構成し、陸軍指揮司令部の隷下にある。

 

師団は安定化部隊に指定されている。第10装甲師団は安定化部隊としての能力を保持するため南部ドイツの広範囲に駐留している。

 

 

師団は安定化部隊の一部として分類され、多国籍による平和維持任務のために高強度かつ中長期にわたる派遣に対応する。

 

派遣要員の準備と教育・訓練も行う。

 

 

第12装甲旅団「オーバープファルツ」は、ドイツ連邦陸軍の旅団の一つ。

 

現在は第10装甲師団隷下にあって、旅団司令部をアンベルクに置き、旅団隷下部隊は主にバイエルン州中西部域のチェコ共和国との国境付近に駐屯している。

 

旅団は安定化戦力の一部として指定されている。

 

 

 

旅団は多国籍部隊における諸兵科連合戦闘を先導し持続可能性および教育能力を確保する。

 

旅団は多国籍部隊よる平和維持任務や国家に対する防衛事態および北大西洋条約機構加盟国に対する攻撃に備える。

 

旅団が装備している主力兵器はレオパルト2戦車とマルダー歩兵戦闘車で、介入戦力への指定後は長期間をかけてプーマ装甲歩兵戦闘車に更新される。

 

 

1993年に旅団に愛称「オーバープファルツ」が連邦国防大臣を通じて与えられる。1993年に旅団は第10装甲師団隷下におかれ、2004年までに戦力強化のため再編成される。

 

このため、次の部隊は解隊される。第123戦車大隊、第125装甲砲兵大隊、第120整備中隊、第120補給中隊、第45野戦予備大隊が解隊された。

 

新たに第102装甲擲弾兵大隊、第112装甲擲弾兵大隊、第115装甲砲兵大隊、第104戦車大隊、第110駆逐戦車中隊、第120野戦予備中隊および第8山岳戦車大隊が隷下におさまる。

 

1997年に第8山岳戦車大隊と第110駆逐戦車中隊が解隊される。

 

 

2001年に旅団はライプツィヒの第13装甲擲弾兵師団隷下におかれる。これにより第383戦車大隊が分割され旅団隷下となる。

 

2003年には第4装甲工兵大隊および第4後方支援大隊が旅団隷下におかれた。

 

2006年に第4通信大隊が、2007年に第8偵察大隊が隷下となる。

 

2006年以来、旅団は再びジグマリンゲンの第10装甲師団の隷下におかれている。