韓国さん、欠陥だらけの戦車を作り大爆発させてしまう... | 戦車兵のブログ

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韓国軍御自慢の韓国戦車。

 

あんまり興味がないんだが・・・、笑える話なので・・・・。

 

 

 

K1は、大韓民国の第2.5および第3世代主力戦車である。

 

元々の制式名は88戦車・・・・・その理由は動画で解説される通り・・・。

 

88戦車という名称は、全斗煥および盧泰愚政権時の韓国が国運を賭けて開催した1988年のソウルオリンピックを強く意識したものである。

 

しかし、盧泰愚が1995年に政治資金隠匿および粛軍クーデター、光州事件の追及を受けて失脚した時期に前後して、88戦車の名称も使われなくなっている。

 

なお、中国にも「88式戦車」という名称の戦車が存在するが、K1戦車との関連性は無い。

 

 

韓国陸軍は、創設以来M47/M48などのアメリカ製戦車を主力戦車として運用してきた。

 

一方、国境を接する北朝鮮の朝鮮人民軍陸軍は、115mm滑腔砲を装備するT-62を「天馬号」の名でライセンス生産するなど戦車部隊を強化し、さらに強力な125mm滑腔砲を装備するT-72の配備も時間の問題とされていた。

 

これらの滑腔砲を装備するソ連製戦車に対し、M48やM60パットンなどの既存の戦車やそのアップグレートでは太刀打ちできないと判断した韓国政府は、独自での戦車開発をめざしたが、当時の韓国には国産戦車の開発経験もノウハウも無く、戦車開発能力が不足していた。

 

そこで、韓国政府はM1エイブラムスを開発したアメリカのクライスラー・ディフェンス社(現:ジェネラル・ダイナミクス社)に製作を依頼し、1980年から同社で設計・開発が行われ、試作車は1983年に完成した。

 

生産は、韓国の現代車輌社(現代精密、現:現代ロテム)が担当して翌1984年から行われ、1987年に「88戦車(パルパルチョンチャ)」として公式に存在が発表された。

 

 

2011年6月、知識経済部(省に相当)傘下の韓国機械研究院はK1A1の変速機に重大な欠陥があるとの結論を出し、これを防衛事業庁と監査院に通報した。

 

 国防部はこれまで「変速機に問題があることが明らかになれば、全てをリコール(回収・修理)する」という条件で戦車を配備し続けてきたため、現在使用されている約450両のK1A1全てが回収となる事態もあり得るとみられている。

 

軍消息筋によると、「韓国機械研究院は検査の過程でK1A1戦車が走行中、左右に移動すると戦車に衝撃が起こるという問題が度々発生することを確認していた。

 

同研究院はこの問題の原因が変速機の操行方向にあると結論づけた。」と述べた。

 

戦車が左右に動く時マニュアル車のギアを間違って入れた時のような強い衝撃が発生し、変速機の寿命が短くなり、戦車の故障も増えるとの結論に至った。

 

 

 

 

K1A1の変速機は走行距離が9,600kmに達するまでは故障がほとんどないことが分かったが、軍消息筋は「韓国機械研究院が検査したところ、K1A1の『変速衝撃』により変速機の保証寿命は4,000kmにすぎないという結果が出たと聞いている」と話した。

 

しかし、防衛事業庁と製造メーカーの現代ロテムは「同研究院のこうした検査結果は信頼しがたい」との見解を示している。

 

防衛事業庁の関係者は「変速機などで複数の問題が発見されているが、野戦整備などで解決できる程度のもので、変速機を全てリコールする必要はない」と話している。

 

 

2010年8月6日、射撃訓練中に砲身が破裂する事故が起きている。

 

 

K2戦車は、大韓民国がK1の後継として開発した第3.5世代主力戦車である。

 

別称は「黒豹」。

 

当初は2011年に配備する予定であったが、国産開発するとしたエンジンとトランスミッションに欠陥が相次ぎ、戦力化が長く遅れた。

 

妥協の末に2012年12月17日、2014年3月から戦力化するとした一次生産分100両には、ドイツMTU社製のエンジンとドイツRenk社製のトランスミッションを組み合わせたユーロパワーパックを採用する事としたものの、引き続き国産パワーパックの開発は継続させ、二次以降の生産車への搭載を目指していたが、2018年、国産エンジンとドイツ製トランスミッションの組み合わせとすることが決定された。

 

 

韓国陸軍では、2011年を目処に量産初号機の配備を計画し、生産は現代ロテム社において行われる予定であった。

 

調達輌数は当初は600輌を予定していたが、後に200輌に縮小された。

 

価格は1輌あたり約850万ドル(約83億ウォン)。

 

コンポーネントの国内生産率は試作車では77%、量産型では90%以上を目標としているが、開発を進めていた韓国産のパワーパックに欠陥が多発し、当初完成予定だった2011年時点では完成予定時期が2013年6月に先延ばしされていた。

 

 

韓国産パワーパックの開発遅延を受けて初期生産の100輌分については国産を断念してドイツ製パワーパックの輸入をすることが検討され、国産パワーパック推進派の「輸入の法的手続きがされていない」、「輸入パワーパックでもテストが必要だから、戦力化を早めることにはならない」などとする輸入に対する反対意見を退け、2012年12月に、最初に戦力化する100両分はドイツ製パワーパックを輸入する事を最終決定した。

 

この間、当初3両あった試験車両は試験を重ねて消耗していき、量産車両が完成し始める2014年半ばまで走行可能なK-2戦車は試験車両の内1両のみという状態が続くことになった。

 

 

2014年6月、量産車両の引渡しが開始され、同年末にかけて初の量産分となる15両が軍に配備されることになり、更に追加で20両の生産と配備が決定し、合計35両が2014年内に配備されると報じられ、同年9月と10月には、技術不足から要求性能は引き下げられたが、国産パワーパックの開発が完了したと報じられた。

 

しかし、2016年10月に国産パワーパックに複数の欠陥があったことが露呈し、2018年、以降の生産分は国産エンジンとドイツ製トランスミッションの組み合わせとすることが決定された。