1945年5月9日の大祖国戦争(ナチスの侵略者に対する大祖国戦争でのソビエト人の勝利の76年)を記念して、2021年5月9日にモスクワとロシアの他の都市で行われたパレードでの女性兵士の観閲行進。
新型コロナウイルスの影響で今年のパレードの参加者は、全員ワクチンを接種したという。
ロシアの首都モスクワの「赤の広場」で5月9日、ソ連の第2次大戦の対ドイツ戦勝を祝う軍事パレードが行われた。
プーチン政権は、国威を発揚する場として毎年実施するパレードを重視している。
ヨーロッパ戦勝記念日は、第二次世界大戦において連合国がドイツを降伏させた日として、ヨーロッパにおける勝利を記念する日である。
英米仏など大半の連合国ではVEデー(Victory in Europe Day, V-E Day or VE Day)とも呼ばれる日で、5月8日に当たる。
ただしロシアなど旧ソ連諸国では、5月9日を大祖国戦争戦勝記念日とする。
1945年5月7日午前2時41分、フランス・シャンパーニュ地方のランスにあった連合国遠征軍最高司令部で、フレンスブルク政府のカール・デーニッツ元帥から降伏の権限を受けたドイツ国防軍作戦部長アルフレート・ヨードル大将が連合国軍司令長官ドワイト・D・アイゼンハワー元帥とドイツの降伏文書に調印した。
文書での停戦発効時刻は中央ヨーロッパ時間で5月8日23時01分となっていた。
文書にはソ連軍代表のイワン・ススロパロフ大将が証人として署名している。
正式な降伏文書調印はここで成立した。
イギリスは当時西ヨーロッパ夏時間をとっていたため、停戦時刻は5月9日0時01分にあたる。
調印時刻のベルリン時間5月9日午前0時15分は、モスクワ夏時間では5月9日午前2時15分であった。
この為ロシアをはじめカザフスタン、ベラルーシなど多くの旧ソ連諸国では5月9日が対独戦勝記念日となっている。
以後ソ連、およびロシアはじめ旧ソ連諸国では毎年ごとに「大祖国戦争」の勝利を祝う軍事パレードなど、大々的な記念行事が催されている。
ロシア軍のパレードは独特だね。
まず腕を振らないし、顔は笑顔。
笑顔というのも楽しそうだけれど・・・・軍隊って感じじゃない。
ソフトな感じを演出しているのだろうけれど・・・・訓練で「笑顔」って指揮官が指導しているんだろうね。
表情まで訓練しないと…・自然には笑顔にならないよ。
もし無表情の行進で笑顔になったら「何がおかしい」と殴られそう・・・・。
行進間の訓練でよく腕の振りを指摘して矯正させたけれど、そもそも腕を振らない行進って・・・・・。