【ブートキャンプ】最強兵士の育成プログラム - アメリカ海兵隊 | 戦車兵のブログ

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アメリカ海兵隊に入隊したならば誰でも経験するブートキャンプ。

 

映画「フルメタルジャケット」などで描かれているが、実際の海兵隊のブートキャンプも映画で描かれている世界と変わらない。

 

海兵隊員となるべくブートキャンプに来た若者たちがどういう教育を受けるか見て欲しい。

 

 

ブートキャンプとは、アメリカ合衆国で「新兵訓練施設」を意味する口語表現である。

 

転じてアメリカ軍の新兵に対して行われる教育・訓練プログラム(新兵訓練)自体を指すようになり、さらには軍隊式トレーニング全般を意味するようになった。

 

ブート(Boot)とは俗語で新兵を意味する。

 

 

ブートキャンプとは口語表現の一つであり、正式にはそれぞれ陸軍では「Basic Combat Training(BCT, 基本戦闘訓練)」、空軍では「Basic Military Training(BMT, 基本軍事訓練)」、海兵隊及び海軍では「Recruit Training(新兵訓練)」、 沿岸警備隊では「Basic Training(基礎訓練)」と呼んでいる。

 

 

ビリー・ブランクスは、DVDの中で「18歳ぐらいの新兵が、6週間特別訓練をする」等と説明している。

 

 

アメリカ式の新兵訓練を一般向けにアレンジした運動・体操やダイエット用のプログラムを元に、実際に訓練所の教官を務めた者などが指導を行う施設がアメリカ国内にはいくつか存在し、それらの施設がブートキャンプを名乗る場合がある。

 

また、そのエクササイズ内容をDVD等の映像メディアに収録・販売する場合にも商品名にブートキャンプの名を冠するものがある。

 

 

特にビリー・ブランクスが考案した短期集中型エクササイズを収録したDVD「ビリーズブートキャンプ」は日本でもその2005年版に字幕を付けて販売され、楽天市場において2007年総合年間ランキング1位を獲得するなどのヒット商品となった。

 

軍隊式トレーニングとは関係のない不良少年の更生施設、新人研修や初心者向けトレーニングプログラムなどにもブートキャンプの名を冠する場合がある。

 

 

アメリカ海兵隊USMC)は、アメリカ合衆国の海兵隊。

 

沿岸警備隊を含めたアメリカ軍を構成する5軍では2番目に小さく、最高位の軍人を統合参謀本部の構成員として送り込む4軍の中では最も小さい組織である。

 

2017年6月の時点で約18万人の現役将兵と4万人の予備役を擁している。Marines, Devil Dogs とも呼ばれることがある。

 

 

アメリカ海兵隊は、アメリカ合衆国の法律に基づき、海外での武力行使を前提とし、アメリカ合衆国の国益を維持・確保するための緊急展開部隊として行動する。

 

また、必要に応じ水陸両用作戦(上陸戦)を始めとする軍事作戦を遂行することも目的とする。

 

本土の防衛が任務に含まれない外征専門部隊であることから海兵隊は「殴り込み部隊」とも渾名される。

 

 

祖国を守るということを考える時、いろんな思いがあるだろう。

 

そして国民は様々な形で貢献している。

 

アメリカの若者にはこういう試練を経て戦場へ向かう若者がいる。

 

日本にはブートキャンプのような試練を経てまで身を挺して国を守る若者がどれくらいいるのだろうか?

 

人権とか募集難でぬるい教育をして戦いに勝つ兵が果たして育っているのだろうか?強兵か弱兵かで言えば・・・・。

 

ブートキャンプの教育一つでいろいろ我が国とアメリカの違いを考えさせられるのである。