自衛隊を映画で観る | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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体調不良でなかなか眠ることも出来ず、以前購入したまま観ていなかったDVDを観た。

 

「守ってあげたい」という女性自衛官の映画だ。

 

映画は20年くらい前ので映画館でもビデオでも昔観た映画ではあった。

 

まぁ映画は・・・・・アレだけど・・・・原作の漫画も昔読んだ覚えはある。

 

 

女性自衛官の新隊員前期の教育の話なのだが、自衛官の物語は教育隊から始まるけれど、そこはスタートであってそれからの自衛官の物語の映画って少ないよね?

 

 

戦車乗りの物語とか製作されないのかな?

 

昔、雑誌「軍事研究」に戦車乗りの話「戦車に乗ったら目の色変えよ」って名作があったのにな・・・・あれ原作にして・・・・。

 

しっかり戦車乗りをやっていた人の話は意外とないんだよね。

 

そして戦車部隊によって環境でまるで違うのでまずは機甲師団の戦車連隊の話じゃないといけない。

 

戦車が主兵なのとそうでないとでは運用が違うので同じ戦車部隊でも全然違うからね。

 

そこ大事。

 

 

「守ってあげたい」の劇中で女性自衛官が困っていると戦車が止まって乗せるシーンがあったが・・・・・ないよね・・・・残念ながら・・・。

 

戦車に跨乗させるって意外と地獄だからね・・・・・・・・・。

 

劇中ではAPCに乗せていたけれど、上部ハッチを開放していたね。

 

自衛隊映画もいろいろあるけれど怪獣映画とか・・・昔は結構空自の映画多かったのに今はなかなか観られないのが残念だ。

 

 

昔の戦争映画にはよく自衛隊戦車が出て来る。

 

「人間の条件」ではソ満国境のソ連軍戦車役だったり・・・・。

 

あれ北海道大演習場で撮影したんだよね。

 

昭和30・40年代の戦争映画には敵の戦車として自衛隊戦車がよく出て来るのがとても残念だ・・・・米軍貸与の戦車だからしょうがないけれど・・・。

 

古い映画って戦争映画、怪獣映画に限らず突然自衛隊が出てきたり貴重な映像があったり驚くことがあるけれどDVDになっていなかったりで・・・・。

 

そういうので自衛隊の古い時代の映像を探すのも面白いかも知れませんね。