雪が降ったあの日を思い出す | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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寒い日だった。

 

ストーブは極力使わないようにしているのだが今日は使った。

 

去年入院してから初めての冬だが、手足が異常に冷たくなり凍傷とまで行かないが外にいると手足が痛くなる。

 

まぁ真冬の北海道だからね。

 

雪の降らない地方は、雪が降ると「大雪」なんて表現をするがきっと北海道の「大雪」とそういう地方の「大雪」は積雪量とか違うんだろうね。

 

大雪って質にもよるけれど、関東の雪はベタ雪で北海道の雪より重そうなイメージがある。

 

 

数年前、友人の実家へ行ったことがある。

 

北関東の田舎だったが大雪が降った。

 

友人はもう骨転移していて苦しくて大変な状態であった。

 

そのため出歩くことが出来なくなっていた。

 

 

世界遺産が近くにあったが一人で観光してくれと友人が言うので一人で行ったが雪で滅多に観られない姿だった。

 

神々しいくらい美しかった。

 

ただ、建物や設備は寒冷地の建物じゃないので北海道に居るよりとても寒かった。

 

 

雪の中、除雪もされていない誰も歩いていない雪道を雪を掻き分けて歩いた。

 

あれはとても貴重な経験だったのかも知れない。

 

なんか急に思い出した。

 

 

当時友人は抗癌剤を当初拒んでいたので進行性の癌であったため骨転移で相当な激痛と闘病していた。

 

緩和的な抗癌剤を勧めて抗癌剤を使用してその後3年近く生きられた。

 

 

最近ふと、あの時のことを思い出す。

 

もう随分前のような気がする。

 

墓参りに行きたいが北関東は遠いな・・・・。