雪虫が飛んでいた。
もう雪が降るね。
日中自転車に乗っても手が冷たい季節だ。
日韓関係のように冷え切る季節だね。
あれだけ不義理というか約束を保護にするくせに困ると頼るというかたかって来る国じゃ「友好」とかの言葉も薄っらく感じるだけだ。
これって人間関係と全く変わらない。
私の周りにもそういうのは当たり前のようにいる。
自衛隊へ入隊する人の中にはちゃんとやりたいことや希望の職種とかある人もいる。
入隊前にそれを選ぶことのできる「航空学生」のようなパイロットになりたい人が直接パイロットを目指すことができるのならいいが、現実はそうではない。
パイロットになっても乗りたい機種は選べないしね。
陸上自衛隊の花形と呼ばれる戦車は狭き門だ。
希望している新隊員で希望通りに行ける人は実はあんまりいない。
適正もあるのだが本当はどんなんだか解らない。
戦車にはマニアな隊員は少なく「同軸機銃」なんて民間の軍事用語を使っても知らない人が多いのはそのせいだと思う。
先日「戦車乗員は主砲なんて言葉は使わない」と言う話でもめた。
「自衛隊の戦車に副砲なんてないのに何が主砲なんだ?戦車砲でいいだろう、そもそも主砲という砲種なんてないぞ」というのが気に食わないらしい。
元自衛官だが兵器や戦車が好きなようで文献派、書斎派のようで現実に戦車とは係わり合いの無い他職種出身だ。
だから知っている知識はあくまでも民間の文献か旧軍関係のものばかりである。
「主砲」とか「同軸機銃」という言葉でなくてはならない理由があるのが不思議なのだが・・・理屈バカだね。
どんなに理屈を言っても現実は変わらない。
多砲塔戦車なんて自衛隊には無いし、旧軍戦車にあったが全くもって名残りも無く大きな爪痕を残した訳でもない。
「多砲塔戦車もあったね」くらいなものだ。
第一旧軍の戦車兵でもないし関わりない文献だけで知った者が現代の戦車乗りの言葉に「主砲」なんて使わないという話は通じないようだ。
戦車雑誌も主砲って書かれているからしょうがないのだが、戦車乗りが「主砲なんて言わない」と言えば「へーそうなんだ」くらいに聴いていればいいものを反論してくるから始末におえない。
私は現実の事実を述べているだけで理屈じゃないのだ。
元自衛官でも戦車に関わっていない者には解らない話なのだから。
ツィッターでは「20年戦車の研究しているがこんなくだらないことを言う奴がいるのか」と言われたが、私に言わせれば「たった20年ぽっちしかやっていないから知らないのだ、主砲なんて言っているのは戦車に乗ったこともない証拠でど素人だね」って思う。
しかし、戦車で使う言葉ってつくづく知られていないし、知ろうともしない戦車マニアが多過ぎる。
機甲科の大先輩の元陸将補であった方が言っていた言葉を思い出す。
「戦車が好きで戦車に乗りたくて入隊したのに戦車に乗れなかった奴は戦車に愛憎というか戦車乗りに嫉妬しているのが本当に多いんだよな、戦車のことは俺の方がよく知ってるみたいな感じで来る奴もいるし」と、思い当たるふしが多過ぎる。
職種が決まった時に同室の同期生が熱烈に機甲科の戦車を希望していたのに特科へ行くことになったため機甲科へ行く私や他の同期に文句を言っていた。
嫉妬だね。
でもバカじゃ戦車に乗れないし・・・しょうがないよね。
戦車の話ってそういう人に絡まれるので、幾ら戦車の言葉を使ってもそういうマニアに潰されるんだよな・・・・一生戦車乗りにはなれないのに・・・。
どうにもならないじゃないか・・・。
「同軸機銃とは戦車乗りは呼ばないし言葉も知らない」の話をある方にしたら自衛隊の講演会でその話をしたらしいのだが、聴いた機甲科隊員から「その通り!同軸って何が同軸なんだ?」って声が上がったと聴いて「そうだろう、そうだろう」と思ったものだ。
そんな屁理屈のマニアはつくづく嫌いだ、人間関係も冷え込むってものだね。