太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で23日、20回目となる日米合同の慰霊式が行われた。

 

 

両国の遺族や政府関係者ら約300人が参列。

 

日本側の遺族でつくる硫黄島協会の寺本鉄朗会長は「悲惨な戦いを繰り返さないよう後世に語り継ぐ責任と義務がある」と誓った。

 

 

 硫黄島での戦没者は日米で計約2万9千人。

 

日本兵の死者約2万1900人のうち約1万1500人の遺骨が未収容となっている。

 

 

硫黄島で戦死した栗林忠道中将の孫の新藤義孝元総務相は「全員の遺骨が故郷に帰れるよう遺骨収集活動を続けていく」と強調した。

 

 

 米海兵隊トップのネラー司令官は「ここに集うのはかつての敵同士だった日米の友好を発展させるためだ。日米同盟は世界中の希望の指針だ」と指摘した。

 

根本匠厚生労働相や阿部俊子外務副大臣らも参列した。

 

 

(産経ニュース)

 

 

戦後、日本へ返還された硫黄島は自衛隊基地として運用されている。

 

しかし、遺骨収集は戦後70年以上経っても遅々として進まなかった。

 

最近ようやく滑走路を剝がして遺骨の収集を行うようになったが・・・・。

 

硫黄島では日本兵の幽霊が出るといろんな人が語っている。

 

未だに彼等の戦争は終わっていないのだろうか?

 

硫黄島には未だ発見されていない多くの英霊の御遺骨が戦っている時のままで眠っている。

 

硫黄島の自衛官の夢枕に立った陸軍軍曹が「我々はここの岩の下にいる岩をどけてくれ重機は手配した、明日ここに来てくれ」と言った。

 

行くと重機がやって来た「昨夜日本兵に頼まれて・・・・」と重機のオペレーターが言った。

 

岩をどけると骨と化した数名の日本兵が戦闘配置のままの状態で発見された。

 

帰り際後ろを振り返ると夢枕に立った軍曹以下数名の日本兵が敬礼していたという。

 

未だ日本本土の地へ帰還できずにいる日本兵は硫黄島で彷徨い帰還できる日を待っているのかも知れない。