L16 81mm 迫撃砲の訓練中に演習場外へ迫撃砲弾が出たらしい。
こういう迫撃砲の事故はたまに起きる。
迫撃砲はいろんな意味で怖いのだ。
迫撃砲弾の不発弾事故でも死者は出ているし・・・。
以下産経ニュースより転載
陸上自衛隊は14日、滋賀県の饗庭野(あいばの)演習場で訓練中、演習場の外に迫撃砲の弾が落ちた可能性があると明らかにした。
けが人は確認されていないが、民間の車が一部壊れたとの情報がある。
(産経ニュース)
L16 81mm 迫撃砲(L16 81mm Mortar)は、イギリスで開発された迫撃砲であり、イギリス陸軍ほか各国で採用されている。
アメリカ陸軍ではM252、陸上自衛隊では81mm迫撃砲 L16の名称が与えられた。
L16の"L"とは口径長のことで、16口径の砲であることを表す。
陸上自衛隊でも64式81mm迫撃砲の後継として、豊和工業でのライセンス生産品を1990年代初頭より採用しており、64式同様に普通科中隊の主たる火力として運用されている。
現在でも調達が続けられており、平成24年度は6門の調達が予定されている。
価格は約1,000万円。
迫撃砲の事故は怖い。
私が現役の頃に戦車射撃後の停弾堤の整備中に「ポン!ひゅーーーーひるるるるるる」という音が聞こえた。
傍に居た元普通科出身の陸曹が「早く整備して撤収するぞ、あれは迫の射撃だ、こっちに飛んで来ないとは思うが何があるか解らんからな!」と言う。
元普通科隊員でしかも迫撃砲を扱っていた者の言葉は重い。
やばいんだなという雰囲気が緊迫感で伝わってきた。
実際に迫撃砲の事故はたまに起きているから笑えない。