「軍用墓地は国が管理を」 菅義偉官房長官「早急に調査、しかるべき措置取る」 | 戦車兵のブログ

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軍用墓地は戦後、地元有志や自治会で管理され慰霊祭が行われてきたが、残念ながら軍隊、戦争体験者の減少でどんどん荒廃してきているようだ。

 

施設というか・・・慰霊碑の老朽化も目立つしね。

 

このままだと誰も無関心になり荒廃が進む。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

 

日本維新の会の馬場伸幸幹事長は30日、菅義偉官房長官と首相官邸で面会し、旧日本軍が設置した「軍用墓地」の国による管理と改修を求める安倍晋三首相宛ての要望書を提出した。

 

 

菅氏は「全国的に早急に調査をして、しかるべき措置を取る」と応じた。

 

 

 維新のまとめでは、軍用墓地は全国に44カ所あり、主に自治体が管理を担っている。

 

 

馬場氏は記者団に「墓石が崩れたり納骨堂が老朽化したりしている。国のために亡くなった方々の墓地は国の責任で維持、管理すべきだ」と強調した。

 

会談には維新の浅田均政調会長と東徹総務会長が同席した。

 

(産経ニュース)

 

 

他国では戦没者の墓は衛兵に24時間守られていたりする。

 

もちろん国が管理するし丁重に扱われている。

 

そういう意味で日本は何もしていない。

 

遺骨収集も然りである。

 

私はパラオへ行った時に南方で戦没された方の慰霊碑を見た。

 

それはまるで遺跡のようになっていたよ。

 

たいそう立派なもので、碑には戦後を代表する経済人の名が刻まれていた。

 

 

しかし・・・・今は放置され慰霊碑にたどり着くにはジャングルのように・・・いやジャングルなんだよ実際に・・・。

 

草を掻き分け慰霊碑にたどり着くと慰霊碑が・・・・、この話はほとんど語られることもない。

 

慰霊碑を建立した人達は戦没者の慰霊碑をと言えば誰も断れないことを利用していたらしい。

 

かなりの額を集め慰霊碑を建立したら消えた。

 

慰霊碑の整備代もかなりあったらしいがそれも消え、今はジャングルの中だ。

 

地元の人達は迷惑している、開発もできないからだ。

 

パラオの慰霊碑は天皇陛下が慰霊されたペリリュー島の慰霊碑だけじゃなく、コロール島にもあることは多分知らないんだろうね。

 

パラオの慰霊碑は国立ではないが、日本人の戦没者への姿勢が問われている。