米兵の遺骨はちゃんと返還されるのだろうか?
話では動物の骨と選別しているとか・・・・米兵がどんな扱いを受けたのか解る話だ。
骨がなければ適当な骨を持ってくるか、骨を火葬にしてDNA鑑定をしにくいようにするのか、拉致被害者の骨とする遺骨を日本に返還したように。
北朝鮮の誠意なんて私は信じないけどね。
以下産経ニュースより転載
【ソウル＝桜井紀雄】北朝鮮は２７日、朝鮮戦争（１９５０～５３年）で戦死した米兵の遺骨を米側に返還した。
米ホワイトハウスが発表した。
韓国を飛び立った米軍輸送機が北朝鮮東部、元山（ウォンサン）の葛麻（カルマ）空港からソウル南方の米空軍烏山（オサン）基地に移送した。
遺骨の返還は６月の米朝首脳会談の合意に基づく措置で、２００７年以来、約１１年ぶり。
北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定締結から６５年となる２７日に合わせて返還に応じることで、信頼醸成を強調し、終戦宣言など体制保証につながる措置を一層強く求めることも予想される。
北朝鮮は米兵のものとみられる約２００柱の遺骨を保管。
米韓のメディアによると、２７日には、うち５５柱が引き渡された。
烏山基地で確認作業を進め、来月１日に米ハワイに移送される見通し。１日には、返還式典も予定されている。
ハワイでＤＮＡ型鑑定などを行い、家族に引き渡される。
北朝鮮で行方不明になった米兵は約５３００人に上るとみられ、ホワイトハウスは「北朝鮮内の（遺骨）発掘再開に向けた重要な一歩だ」と評価した。
一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は２７日、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長が、平安南道に（ピョンアンナムド）ある朝鮮戦争に参戦した中国人民義勇軍の戦没者墓地を参拝したと報じた。
戦死した毛沢東元国家主席の長男、毛岸英氏の墓に献花したという。中国との一層の関係強化をアピールする狙いとみられる。
平壌で２６日、参戦した元兵士らを集めた記念行事が開かれたほか、ソウルでも２７日、元兵士や参戦国の外交団を招いた韓国政府主催の記念式典が催された。
(産経ニュース)
米国は戦没者の遺体も遺骨も最後まで回収する国だ。
日本は・・・・・それを思うとね・・・・。
かつてノモンハンで発見された日本兵の遺骨は、木製部分が朽ち果て鉄製部分だけになった三八式歩兵銃に着剣した状態で小銃を抱きしめたまま鉄兜を被って戦死した時の姿を残していた。
二十歳そこそこの若者を、何十年もそのままに放置していたことにすまない気持ちでいっぱいになった。
日本は徴兵するだけして戦地へ送り戦死したらそのままにした。
海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
本当に草生す屍の姿にして良いはずはない。
少しは米国を見習って欲しいものだ。