ハリー・ハリス米海軍大将が駐韓米大使となり赴任する。
なにかと気を使い日系人ということでいろいろ厄介なこともあるんだろうな・・・。
健闘を祈ります。
以下産経ニュースより転載
近く赴任するハリー・ハリス駐韓米大使(前・米太平洋軍司令官)がツイッターを通じた韓国国民向けメッセージで「私はビビンバと安東(アンドン)焼酎が大好き」と語り話題になっている。
ビビンバは韓国が官民挙げて“国際化”を目指している韓国食の代表メニューだが、「安東焼酎」はアルコール度数40度を超す強烈な酒で韓国人でも腰が引ける。
そこで街の声は「さすが海軍大将!」と喜んでいる。
最近は度数を落とした新種も出回ってはいるが。
ハリス大使は父が海軍の軍人で母は日本人。
横須賀生まれの日系2世である。
駐韓米大使では先年、韓国系のソン・キム大使(現駐フィリピン大使)がいるが日系は初めてだ。
マスコミを先頭に「日本」は何でもかんでも足を引っ張ろうと虎視眈々(こしたんたん)の韓国だからハリス大使も要注意だ。
「すしが大好き」などと決して言ってはいけません。
ところでソウル駐在の各国外交官には日本関係者が多い。
ナッパー米代理大使夫人は日本人だし、過去、フランス大使を含め日本人夫人が結構いた。
中国やロシア大使を筆頭に日本通の外交官がたくさん駐在している。
日本大使館では以前、各国の日本経験大使を招き「東京クラブ」として親交をはかっていた。
何かと難しい対韓外交ではこんなからめ手も必要である。(黒田勝弘)
(産経ニュース)
戦前の日本でも軍人が大使となることが多かったが、諸外国では軍人出身の大使は少なくない。
日本は自衛隊出身の大使なんていないだろうが・・・。
アメリカは予備役や退役した軍人の扱いがどうなっているか解らないが、公的な任務を与えて国に貢献する機会があるようだ。
それにしても困難な地にハリー・ハリス駐韓米大使は送り込まれたものだ。
日本の外交官なら大使というポストをそう簡単に他の省庁出身者に渡さないだろうし難しい国になら尚更・・・・・。