中国潜水艦の進入で日中関係は仕切り直し 河野太郎外相の訪中で真意探りたいが… | 戦車兵のブログ

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支那の真意なんて尖閣奪取か米国や日本への威嚇だろう。


現場が勝手に動くことを許しているなら習政権は終末に近いということになる。


習政権は軍の掌握にかなり力を入れているからね。


以下産経ニュースより転載



中国潜水艦が日本の接続水域で潜航したことを受け、改善基調にあった日中関係は仕切り直しを余儀なくされている。


政府は27、28両日に河野太郎外相を中国に派遣し、中国側の真意を探る方針だが、李克強首相ら中国首脳部との会談は調整が難航している。



 河野氏の訪中では、王毅外相、中国外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員との会談がほぼ固まった。



河野氏は首脳往来の活発化を改めて求める一方、潜水艦の潜航に抗議する方針。



日本政府は河野氏訪中で、潜水艦の行動が中国政府全体の意志に基づくものか、「現場の暴走」によるものかを見極めたい考えだ。






ただ、中国の外務省は軍の行動を把握していないことが多く、王氏や楊氏では満足のいく回答ができる保証はない。


12日に杉山晋輔外務事務次官が程永華駐日大使に抗議した際は「程氏が事実関係をまったく把握していなかった」(日中関係筋)という。



 このため政府は、軍の行動を知りうる立場にある李氏らの会談を中国側に求めている。



岸田文雄前外相が平成28年4月に訪中した際は、李氏が会談に応じた前例もある。



しかし、27、28日は土日に当たり、中国側は「政府首脳部は土日に対応しない」としている。



 政府は首脳部との会談が実現しなくても王、楊両氏との会談を「ミニマム」とし、河野氏訪中を実現させる方針だ。



それでも、潜水艦をめぐる中国の意図が明確にならなければ、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」への協力などに大きな障害となりそうだ。(大橋拓史)



(産経ニュース)


支那は尖閣諸島を決して諦めない。


棚上げだって決してしないだろう。


それが今回の潜水艦を潜航させていたことで明白な意思表示なんじゃないのか?


さすがに無害航行じゃない行為を「航行の自由」なんて言えないから支那の領海だと開き直って自己主張したのだから本来なら撃沈ものだよ。


次は日本の意思を表示しなければいけない。


口先じゃなく行動で示すそれが相手に対するメッセージとなる。


うやむやにするから誤解を与えることになるのだ。