護衛艦「いずも」空母化…離島防衛の拠点に | 戦車兵のブログ

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いよいよ海上自衛隊も空母を保有し艦載機も保有することになるのか・・・。


遅すぎるくらいだが一日も早く改修し、海上自衛隊空母戦闘機隊を編成して欲しいね。


以下読売新聞より転載



 政府は、海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を、戦闘機の離着艦が可能となる空母に改修する方向で検討に入った。



 自衛隊初の空母保有となり、2020年代初頭の運用開始を目指す。「攻撃型空母」は保有できないとする政府見解は維持し、離島防衛用の補給拠点など防御目的で活用する。


米軍のF35B戦闘機の運用を想定しており、日米連携を強化することで北朝鮮や中国の脅威に備える狙いがある。



 複数の政府関係者が明らかにした。



いずもは、広い甲板を持つ空母に似た形状の護衛艦で、全長248メートル、満載排水量約2万6000トン。



ヘリコプター14機を搭載可能とされる。空母化すれば、F35Bを約10機搭載できる見通しだ。



 改修では、F35Bのジェットエンジンが発する熱に耐えられるように甲板の耐熱性を上げる。



(読売新聞)


海上自衛隊に空母をとブログ記事に書くと「海自に空母は必要ない」とか「予算のムダ」だとかコメントに書き込む輩がいる。


どこかの左翼か素人軍事評論家が言っていることを真に受けているのか、それともバカなのかわからないが例え対話なり外交交渉をする上でもある程度の軍事的パワーバランスの均衡がとれていないと対等な交渉も対話もできない。


砲艦外交は現在にだってあるのだ。


支那は特に空母による「砲艦外交」をこれから示威的にやるだろう。


「支那の空母なんて潜水艦で簡単に撃沈できるから空母保有は意味がない」なんて気軽に主張する輩もいるが、外交交渉の場や開戦前に砲艦外交をする空母を撃沈するという話はない。


開戦しても今の日本の法律や憲法ではそれこそ無意味な議論になるからね。


敵が攻撃して来た時に対処・対応できる戦力や能力を敵に解りやすく見せ付けることも大事なのだ。


外交交渉でも対話でもそこから対等にできるということを忘れてはならない。