映画『オデッセイ』 | 戦車兵のブログ

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映画「オデッセイ」を観た。




スターウォーズより私はこっちのほうが感銘した。





ただスターウォーズとは全然別物だけどね。




映画館へ行くと「宇宙兄弟」のポスターも・・・。




そういえば似たようなエピソード「宇宙兄弟」にもあったね。





『オデッセイ』(原題: The Martian)は、2015年のアメリカ合衆国のSF映画である。




アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作としている。





監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンが務める。




火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。



あらすじネタばれ注意!!!


宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画の機体であるアレス4に、クルーとして参加する。


火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中にマークを折れたアンテナが直撃する。



クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。





ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。




しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。



マークは持ち前の植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーの排泄物をもとに耕作用の土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する。




次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようとするが、火星の厳しい環境がそれを阻む。




マークはマーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させて地球との通話に成功する。





NASAでは、まずマークのために追加の食料などを送ることを決めて急遽輸送用のロケットを打ち上げるものの、発射時に失敗してしまう。



NASAのロケットによる支援ができなくなった時、中国国家航天局から助けが提供され、救助のための輸送を中国のロケットが引き受け、地球軌道に乗せることに成功する。





マーク生存の報を聞いた地球帰還中のアレス3のクルーが乗るヘルメス号はNASAの指令に反し、地球上の軌道でスイングバイを行いながら中国のロケットでもたらされた追加食料などを受け取ると、火星へ戻る。





マークは、アレス3が火星上の軌道に乗る日に合わせてローバーを改造して長距離走破を決行すると、火星の重力を振り切る唯一の手段となる、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に乗り込む。





MAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化による覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空気抵抗でヘルメス号から大きく離れることになる。




ヘルメス号のクルーはこの距離を縮めるべく船内の空気を宇宙空間に放出することでエアブレーキを実行し、宇宙空間を漂っていたマークの確保に成功すると、地球へ帰路を向ける。





後年、マークは宇宙飛行士の訓練生の前で火星での日々を振り返り、救出ミッションに関わった者たちの後日譚が描かれる。



ハリウッドの宇宙映画ものって中国がよく出てくるね。



ロシアの宇宙船じゃなく中国・・・・。



この辺が映画の興行的ないやらしい目論見が感じられてしまう・・・・。




でも、映画は自活生存という何だか観ていてレンジャーの訓練というか実戦で生き残るための努力というそんなことを感じた。


生きることを諦め絶望してしまえば食料が尽きたら終わりである。


しかし、食料を生産し生きる希望をもってなにがなんでも生き残るという気持ちが大事だね。


リドリー・スコット監督の作品に「ブラックホーク・ダウン 」があるが、あの作品も決して仲間を見捨てないという映画であった。




リドリー・スコット監督の作品『ブラック・レイン』では高倉健や松田優作が出演していたね。