女性自衛官の進出は目覚しいものがある。
こういう技術職は長い訓練と教育が必要で、せっかく訓練されたのに結婚退職されたら大きな損失にもなる。
空自のことは余り詳しくはないが3佐職でナビゲーターというのは普通なのだろうか?
機長とか編隊長とか指揮官ではないようだが・・・・。
以下産経ニュースより転載
さまざま計器やスイッチが並ぶコックピットの後部座席は“小さな宇宙船”のようにも見える。
そこが彼女の仕事場だ。
梅田昭美3佐は航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)「401飛行隊」に所属する空自唯一の女性のナビゲーター。
出発前には綿密な打ち合わせを行い、進路などの情報が書き込まれた地図を手に、スケジュールを機長に報告する。
任務によっては、1日かけることもあるという。
401飛行隊は「C-130H輸送機」を中心とした部隊。
パイロットや副操縦士の他に、輸送の人員や物資を管理するロードマスター、エンジンや機関を担当するフライトエンジニアらが搭乗しチームで任務に当たる。
海外での任務も多く、緊急援助隊としてマレーシアに、平和協力隊として南スーダンやゴラン高原に派遣された経歴を持つ。
海外への遠征時には、国際活動ならではの困難さも伴う。
ネパールでの緊急援助任務では「いろいろな国が救援のために駆けつけていた状況で、限られた時間で物資を届けなくてはいけなかった」という。
英語でコミュニケーションをはかりながら、現地のスタッフとも協力してミッションを遂げた。
「(日本への)帰路について日本人管制官の“ボイス”を聞いたときには、無事に帰ってこれた達成感と安心を感じました」と話す。
今後は「女性自衛官として、仕事と家庭の両立など、後輩の相談にのってサポートしていきたい」。
2児の母であり、先駆者である梅田3佐の言葉から暖かさと自信を感じとった。
(写真報道局 彦野公太朗)
(産経ニュース)
陸海空で同じ階級でも役職とか大きく違う。
例えば3佐なら、陸自なら普通科連隊の中隊長クラス、戦車連隊の中隊長も古参1尉か3佐だ。
海自ならイージス艦の水雷長とか航海長クラス?
幹部自衛官に女性がどれくらいいるのか解らないが、幹部自衛官一人養成するのにかなりの金額と時間がかかるので簡単には退職できないね。
将来は戦車中隊長の女性自衛官とか・・・、今のところ機甲科に女性自衛官はいるけれど戦車乗員になっている女性自衛官の話は聴いたことがないし、同じ機甲科の偵察隊には女性自衛官は入っていない。