復元ゼロ戦、無事に飛行 鹿児島上空を22分間 | 戦車兵のブログ

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もっと早く零戦が飛んでいたらどんなにか喜ぶ人がいたかと思う。




零戦が飛ぶと戦争を彷彿とさせると反対している人がいたら飛ばせないなんておかしな話だよ。




そういう輩って道路を勝手に占拠して好き勝手なことをする奴が多いのに、一般市民の迷惑よりラップで好き勝手ほざく方が正義だと勘違いしているからね。




以下産経ニュースより転載








 太平洋戦争中、日本海軍の主力戦闘機だった零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を復元した機体が27日午後、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で試験飛行した。




フライトは6分、16分の2回計22分で、基地の上空を旋回しながら飛んだ。




機体は日本人が所有し、資格を持つ米国人が操縦した。







 機体は午後2時15分ごろ、エンジン音をとどろかせながら離陸。




2回目の飛行では、最高で高度約1650メートルに達した。







 主催者のゼロエンタープライズ・ジャパン(東京)や同基地の関係者、報道陣が見守り、飛行が無事に終わると、関係者らは握手しながら成功を喜んだ。



基地内では一般の見学ができず、フェンス越しに見上げる人の姿もあった。





飛んだ機体は1970年代、パプアニューギニアのジャングルで見つかり、修復された。






 所有するニュージーランド在住の会社経営、石塚政秀さん(54)は「日本の空を飛んでくれて、ありがとうという気持ちだ」と感無量の様子。






「日本人はこれまで短期間で技術革新を遂げてきた。ゼロ戦を通じて日本の技術力を多くの人に知ってほしい」と話した。



(産経ニュース)





飛ばない零戦は日本にも幾つか展示されている。


かつてはもっと多くの零戦があったそうだが、零戦を展示するのにも維持費がかかり、余りにも維持にお金がかかるので結局売り払うときに1機丸々では高くて売れずにバラバラにして売ったという話を聞いたことがある。




日本は戦争遺跡や戦争遺産のような兵器などは保存する気運が低く、このような実物の零戦を飛ばすにも障害が壁が幾つもあって乗り越えるのが大変なのだそうだ。




お金も莫大にかかるそうで募金を求めているそうだ。